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公開：2025-02-04

IHI運搬機械とジョルダンが沼津市でスマートシティサービスを開始、交通DXと観光MaaSで回遊性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IHI運搬機械とジョルダンが沼津市で新サービス開始
• 交通DXと観光MaaSで渋滞緩和と回遊性向上を実現
• 乗換案内アプリに沼津市モードを追加し利便性向上

沼津市で交通DXと観光MaaSによるスマートシティサービス開始

IHI運搬機械とジョルダンは、静岡県沼津市のスマートシティ実現に向けた交通DXと観光MaaSのサービスを2025年2月4日より開始した。沼津港には年間166万人の観光客が訪れる一方で自家用車による渋滞が発生しており、路線バスの情報が適切に伝わっていないことから観光客の移動に課題を抱えていた。^[1]

2021年に発足した沼津版スマートシティ「X-Tech NUMAZU」の一環として、中心市街地のウォーカブルな空間への再編と市民や観光客の移動最適化を目指している。乗換案内アプリのスマートシティモードに沼津市モードを追加することで、飲食や観光、宿泊、モビリティなどの詳細情報を地図上で確認できるようになった。

IHI運搬機械のモビリティデータプラットフォームと連携し、駐車場満空情報の提供や複数の交通手段に対応した経路検索が可能になっている。沼津市は本サービスをデジタル田園都市国家構想交付金のTYPE1事業として採択し、令和6年度の交通DXと観光MaaSによる回遊性向上業務としてIHI運搬機械に委託した。

沼津市モードの機能まとめ

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MaaSについて

MaaSとは「Mobility as a Service」の略称で、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数の交通手段をシームレスに連携
• スマートフォンアプリによる一元的な管理
• リアルタイムな運行情報の提供

MaaSは観光地での移動効率化に特に有効で、沼津市の事例では年間166万人が訪れる沼津港エリアの渋滞緩和や中心市街地への回遊性向上に活用される。乗換案内アプリを基盤とすることで、既存の公共交通インフラと新しいモビリティサービスを効果的に組み合わせることが可能になる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「静岡県沼津市のスマートシティ実現に向けた交通DXと観光MaaSのサービス提供を開始 | 株式会社IHIのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000089117.html, (参照 25-02-04).

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