サーバーワークスがCloud AutomatorでAmazon EFSバックアップ機能を追加、AWS運用の自動化がさらに進化
PR TIMES より
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記事の要約
- Cloud Automatorに「EFS: ファイルシステムをバックアップ」機能を追加
- AWS Backupを利用し柔軟なトリガー機能でバックアップが可能に
- 運用管理コストの削減に貢献するバックアップ機能を実現
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サーバーワークスのCloud AutomatorでAmazon EFSバックアップ機能の拡張
AWSプレミアティアサービスパートナーのサーバーワークスは、クラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」にAmazon EFSファイルシステムのバックアップ機能を2025年2月4日に追加した。これまでAmazon EC2インスタンスやAmazon S3バケットのバックアップ管理機能を提供してきたCloud Automatorだが、Amazon EFSファイルシステムのバックアップ機能は備えていなかったのだ。[1]
新機能の「EFS: ファイルシステムをバックアップ」アクションは、AWS Backupを内部的に利用することで、イミュータブルバックアップのためのボールトロック機能を活用できるようになった。また、日本の祝日を考慮した柔軟なトリガー機能により、特定の運用要件に対応したバックアップの取得が可能になっている。
Cloud Automatorは自社開発のAWS運用自動化サービスとして、すでに4,000を超える累積ユーザーを抱えている。過去の導入事例では、AWS移行時にCloud Automatorを同時導入することで、ITインフラにかかる費用を5年間で約40%削減することに成功しており、国内屈指のメーカーや商社、メディアやコールセンターなど、様々な企業での導入実績を持つ。
Cloud Automator新機能の特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
新機能名 | EFS: ファイルシステムをバックアップ |
主要機能 | AWS Backupを利用したファイルシステムのバックアップ |
特徴 | イミュータブルバックアップ、ボールトロック機能対応 |
運用面の利点 | 日本の祝日を考慮した柔軟なトリガー機能 |
導入効果 | 運用管理コストの削減、設定・通知の一元管理 |
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イミュータブルバックアップについて
イミュータブルバックアップとは、一度作成したバックアップデータの変更や削除を防ぐセキュリティ機能のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- バックアップデータの改ざんや不正削除を防止
- 規制要件やコンプライアンス対応に有効
- ランサムウェア対策としても機能
Cloud AutomatorではAWS Backupのボールトロック機能と組み合わせることで、より安全なバックアップ運用を実現している。この機能により、重要なファイルシステムデータを確実に保護し、データの完全性を維持することが可能になっている。
Cloud Automatorの新機能に関する考察
Cloud AutomatorによるAmazon EFSバックアップ機能の追加は、AWS環境における運用自動化の観点で重要な進展となっている。従来個別に行う必要があったAWS Backupの設定やスケジュール管理が一元化されることで、運用管理者の作業負担が大幅に軽減されることが期待できるだろう。
今後の課題として、増加するデータ量に対応したバックアップ処理の最適化や、複数リージョンにまたがるバックアップ戦略の構築が挙げられる。これらの課題に対しては、AWS Backupの機能拡張やCloud Automatorの更なる機能強化による解決が期待されるところだ。
将来的には、機械学習による異常検知やバックアップポリシーの自動最適化など、より高度な自動化機能の追加が望まれる。Cloud Automatorには、AWSの進化に合わせて新しい価値を提供し続けることで、クラウド運用の効率化をさらに推進する役割が期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「サーバーワークス、AWS運用自動化サービス Cloud Automator に Amazon EFSファイルシステムをバックアップする新機能を追加 | 株式会社サーバーワークスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000075977.html, (参照 25-02-04).
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