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公開：2025-02-07

さくらインターネットがサーバレスコンテナ実行基盤AppRunのβ版トライアルを開始、開発効率の向上に期待

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• さくらインターネットがAppRun β版のトライアルを開始
• サーバレスなコンテナ実行基盤を無料で提供
• 2025年中の正式リリースに向け機能改善を推進

さくらインターネットがサーバレスコンテナ実行基盤AppRunのβ版トライアルを開始

さくらインターネット株式会社は、同社のクラウドサービス「さくらのクラウド」において新機能となるアプリケーション実行基盤「AppRun β版」の製品トライアルを2025年2月4日より開始すると発表した。2025年中の正式リリースを予定しているAppRun β版は、コンテナイメージから簡単にアプリケーションをデプロイでき、自動的なスケーリングが可能なマネージドサービスとなっている。^[1]

AppRun β版の特徴として、サーバーの設定や環境構築などの複雑なプロセスが不要で、コントロールパネルからの簡単な操作だけでアプリケーションの作成から公開、その後の管理まで自動で行うことができる点が挙げられる。トライアル期間中は全機能を無料で利用でき、ユーザーからのフィードバックを基に機能の改善と使いやすさの向上を目指すとしている。

さくらインターネットは「やりたいことをできるに変える」という企業理念のもと、顧客に寄り添ったサービス提供を行っていく方針を示している。AppRun β版の導入により、開発者はインフラ管理の負担から解放され、アプリケーション開発に専念できる環境が整うことになるだろう。

AppRun β版の主な機能まとめ

AppRunの詳細はこちら

コンテナイメージについて

コンテナイメージとは、アプリケーションの実行環境を1つのパッケージとしてまとめたソフトウェアパッケージのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• アプリケーションとその依存関係を単一のユニットとして管理可能
• 環境の一貫性を保ちながら簡単にデプロイが可能
• 異なる環境間での移植性が高く、開発効率を向上

AppRun β版ではこのコンテナイメージを活用することで、開発者は最新のソースコードを本番環境へ即座にデプロイすることが可能になる。これにより新機能や機能改善を迅速にユーザーへ提供でき、開発スピードの向上とともに運用の手間を大幅に削減することができるだろう。

参考サイト

1. ^ さくらインターネット. 「さくらインターネット、アプリケーション実行基盤「AppRun β版」にて製品版のトライアルを開始 | さくらインターネット」. https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2025/02/04/1968218382/, (参照 25-02-07).

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