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公開：2025-02-08

マブチモーターがexaBase 生成AIを全社導入、3カ月で9500時間の業務効率化を実現し生産性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• マブチモーターが法人向けAIサービスexaBase 生成AIを全社導入
• 3カ月で9,500時間以上の業務時間削減を達成
• 翻訳やVBAコード生成など幅広い業務で活用

マブチモーターがexaBase 生成AIを導入し業務効率化を推進

マブチモーター株式会社は、株式会社Exa Enterprise AIが提供する国内市場シェア1位の法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」の国内拠点における全社的な利用を2024年10月より開始した。日鉄ソリューションズ株式会社と連携して実施された導入により、2024年12月までの3カ月間で総労働時間約384,000時間に対して9,500時間以上の業務時間削減を実現している。^[1]

マブチモーターは経営計画2030の達成に向けて、「e-MOTO」コンセプトのもと事業ポートフォリオの進化を目指しており、その経営基盤強化施策としてITを活用した業務プロセスの効率化を推進している。exaBase 生成AIの導入により、海外拠点とのメール文書の翻訳やVBAのコード生成、文書や報告書の添削など幅広い業務での活用が進んでいる。

エクサウィザーズとNSSOLは2023年5月に業務提携契約を締結しており、顧客基盤や営業戦略、業務知見、デジタル及びAI領域における技術力を相互に活かした取り組みを展開している。exaBase 生成AIは2023年6月の有料サービス開始以来、約650社、6万以上のユーザーに利用されており、セキュリティやコンプライアンスにも配慮した機能を提供している。

exaBase 生成AIの主な機能と特徴

生成AIについて

生成AIとは、機械学習技術の一つで、既存のデータから新しい内容を創造的に生成することができる人工知能システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 自然言語処理による文章生成や翻訳が可能
• プログラミングコードの自動生成や修正をサポート
• データ分析や文書作成の効率化に貢献

企業における生成AIの活用は、業務効率化や生産性向上に大きな効果をもたらしている。マブチモーターの事例では、exaBase 生成AIの導入により3カ月間で9,500時間以上の業務時間削減を実現しており、特に翻訳業務やコード生成、文書作成などの知的作業において高い効果を発揮している。

exaBase 生成AIの導入に関する考察

exaBase 生成AIの導入は、企業の業務効率化において大きな成果を上げており、特に知識労働者の生産性向上に貢献している。入力プロンプトのデータが学習に利用されない点や、業務時間削減量を可視化できる機能は、企業のセキュリティ要件と投資対効果の測定という両面で重要な価値を提供している。

今後の課題として、AIの判断精度や、システムの安定性、さらなるセキュリティ強化などが考えられる。特に機密情報の取り扱いや、AIの出力結果の品質管理には継続的な改善が必要になるだろう。解決策としては、企業固有のデータを活用したカスタマイズ機能の強化や、より詳細な権限管理システムの実装が有効である。

将来的には、より高度な自然言語処理能力や、業務特化型の機能拡張が期待される。データ分析や意思決定支援など、より戦略的な業務への活用も視野に入れた機能強化が、企業のデジタルトランスフォーメーションをさらに加速させるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「国内市場シェア1位の「exaBase 生成AI」マブチモーターが全社利用を開始 | 株式会社エクサウィザーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000030192.html, (参照 25-02-08).

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