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公開：2025-02-14

住信SBIネット銀行がLegalOn Cloudを導入、AIによる法務業務の効率化と全社的な法務力向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 住信SBIネット銀行がLegalOn Cloudを採用
• 事業部における法務業務の効率化を実現
• 新機能「プレイブック」の実装が移行の契機

住信SBIネット銀行のLegalOn Cloud導入による法務業務強化

株式会社LegalOn Technologiesは2025年2月13日、住信SBIネット銀行株式会社がAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入したことを発表した。住信SBIネット銀行では以前からLegalForceを事業部向けに導入していたが、新機能「プレイブック」の実装を機にLegalOn Cloudへの移行を決定している。^[1]

LegalOn Cloudは、企業法務のための新しいAIテクノロジープラットフォームとして位置づけられており、マターマネジメントやコントラクトマネジメントなど、様々な法務機能を同一プラットフォーム上で構築することが可能だ。AIによる自動的なナレッジ整理機能により、必要な情報を必要なタイミングで取得できる環境を実現している。

住信SBIネット銀行では、事業部が法務機能の一端を担うことによる事業スピードの向上を目指しており、プレイブックを活用することで各事業部が法務部門と同水準のリーガルチェックを実施できる体制の構築を進めている。全社的な法務力の底上げにより、更なる事業展開の加速が期待されている。

LegalOn Cloudの機能まとめ

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プレイブックについて

プレイブックとは、法務業務における標準的な手順や判断基準をシステム化したものであり、以下のような特徴が挙げられる。

• 法務部門のノウハウを体系化し共有可能
• 各事業部での法務チェックの品質均一化を実現
• 業務効率の向上とリスク管理の両立を支援

住信SBIネット銀行では、プレイブックの導入により事業部門での法務機能強化を図っている。新機能の実装により、各事業部が法務部門と同水準のリーガルチェックを実施できる体制が整い、事業展開のスピードアップと法務品質の向上の両立が期待できる。

LegalOn Cloudの導入に関する考察

AIを活用した法務業務の効率化は、企業の競争力強化において重要な要素となっている。住信SBIネット銀行のLegalOn Cloud導入は、事業部門への法務機能の分散化とAIによる支援を組み合わせた先進的な取り組みであり、今後の企業法務のあり方に大きな示唆を与えるものだ。

一方で、AIによる法務支援システムの導入には、従来の業務フローの見直しや社内での運用ルールの整備が必要となる。法務部門と事業部門の役割分担の明確化や、AIの判断に対する適切なチェック体制の構築など、組織的な取り組みが求められるだろう。

今後は、AIによる法務支援の精度向上や機能拡充が進むことで、より高度な法務業務の自動化が実現すると予想される。法務DXの推進により、企業の事業展開がさらに加速することが期待できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を、住信SBIネット銀行が採用 | 株式会社LegalOn Technologiesのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000571.000036601.html, (参照 25-02-14).

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