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公開：2025-02-21

南相馬市が公共施設管理のDX化実証実験を開始、オンライン予約とスマートロックで業務効率化を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 南相馬市がスマートロックを活用した施設予約システムを実証実験
• まちかぎリモートとRemoteLOCKによる管理業務の効率化を推進
• 2校の体育館でオンライン予約と電子鍵システムを導入

南相馬市における公共施設管理のDX化実証実験の開始

構造計画研究所と南相馬市は、2025年2月からオンライン施設予約システム「まちかぎリモート」とスマートロック「RemoteLOCK」を用いた公共施設の一般開放管理の実証実験を開始した。この実証実験は福島県内の自治体で初めての取り組みとなり、対象となる2校の体育館でのオンライン予約と電子鍵システムの有効性を検証することになっている。^[1]

南相馬市はDX推進ビジョンに基づき職員の業務効率化を進めており、オンライン施設予約システムによって空き状況の確認や予約申し込みが可能になることで施設管理の負担を大幅に軽減することが期待される。実証実験の対象施設は原町第二中学校と石神中学校の体育館であり、施設の利用者と管理者双方の利便性向上を目指すものである。

実証実験では構造計画研究所から無償で提供される予約システムとRemoteLOCK本体を活用し、2025年6月末までの期間で効果を検証することになっている。RemoteLOCKは暗証番号による入室が可能で、Wi-Fi接続型のクラウド管理機能を備えており、施設管理者は予約対応や暗証番号の発行をクラウド上で一元管理できるようになるだろう。

実証実験の詳細まとめ

RemoteLOCKの詳細はこちら

スマートロックについて

スマートロックとは、電子的な制御機能を備えた施錠システムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 暗証番号やスマートフォンによる遠隔操作が可能
• クラウド上での一元管理により運用効率が向上
• 入退室記録の管理や権限設定の柔軟な変更が可能

RemoteLOCKはWi-Fi接続型でクラウド管理機能を備えたスマートロックシステムであり、年齢を問わず住民や地域の方々に公共施設を利用してもらうための利便性の高いソリューションとなっている。このシステムは宿泊施設や店舗などでも多くの利用実績があり、セキュリティの担保と施設の省人化運用の両立を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「＜福島県初！＞南相馬市にて、オンライン施設予約システムとスマートロックの活用に関する実証実験を開始 | 株式会社構造計画研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000096978.html, (参照 25-02-21).

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