パナソニックがLUMIX S1R IIを発表、8K動画撮影対応で新センサー搭載の高性能モデルに進化
記事の要約
- パナソニックがLUMIX初の8K対応カメラを発売
- LUMIX S1R IIは約4430万画素の新センサー搭載
- ボディ価格は475,000円前後で3月下旬発売予定
パナソニックが高性能フルサイズミラーレスカメラLUMIX S1R IIを発表
パナソニックは、フルサイズミラーレスカメラLUMIX S1R II (DC-S1RM2)を2025年3月下旬より発売することを発表した。新開発の約4430万画素フルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーと新世代ヴィーナスエンジンを搭載し、LUMIX初となる8K 30p動画記録機能を実現している。[1]
AI技術を活用した人物の瞳・顔検出性能は従来機種比で約2倍向上し、人物が交差するシーンでも追尾AFが粘り強く追従できるようになった。また手ブレ補正システムは、ボディ内手ブレ補正でシャッター速度8.0段分、望遠側でもDual I.S. 2により7.0段分の補正を実現している。
市場想定価格はボディが475,000円前後、S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.レンズキットが594,000円前後となっている。新たに写真撮影テザーソフトウェア「Capture One」に対応し、スタジオ撮影現場のワークフローの効率化に貢献する機能も充実している。
LUMIX S1R IIの主な仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
イメージセンサー | 約4430万画素フルサイズ裏面照射型CMOS |
動画記録 | 8K 30p対応(LUMIX初) |
手ブレ補正 | ボディ内8.0段分、Dual I.S. 2で7.0段分 |
AF性能 | 従来比約2倍の瞳・顔検出性能 |
販売価格 | ボディ475,000円前後、レンズキット594,000円前後 |
フルサイズCMOSセンサーについて
フルサイズCMOSセンサーとは、35mmフィルムと同じ大きさの撮像素子で、デジタルカメラの心臓部となる重要な部品である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 大型センサーによる優れた低光量性能と高画質
- 被写界深度のコントロールが容易で美しいボケ表現が可能
- 高い解像度と広いダイナミックレンジを実現
S1R IIに搭載された新開発の約4430万画素フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーは、高解像で階調豊かな描写を実現する最新の技術を採用している。このセンサーとヴィーナスエンジンの組み合わせにより、約1億7700万画素での手持ちハイレゾモード撮影も可能となった。
参考サイト
- ^ Panasonic. 「フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S1RM2 発売 | 個人向け商品 | 製品・サービス | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan : パナソニック ニュースルーム ジャパン」. https://news.panasonic.com/jp/press/jn250226-2, (参照 25-02-27).
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