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LINEヤフーがYahoo!検索に防災支援機能を追加、ハザードマップと避難場所情報がワンストップで確認可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Yahoo!検索でハザードマップと避難場所マップの提供開始
  • 3種類の災害リスクと8種類の避難場所情報を確認可能
  • 防災への注目が集まる3月11日前にサービス提供を開始

LINEヤフーが災害時の避難支援機能を検索結果に追加

LINEヤフー株式会社は、「Yahoo!検索」の検索結果において、ハザードマップと避難場所マップの提供を2025年2月26日より開始した。災害発生時の対応強化に向けて、自宅や職場などがある市区町村の災害発生リスクや災害の種類に応じた避難場所を事前に把握できる機能が実装されている。[1]

Yahoo!検索における「ハザードマップ」の検索傾向分析によると、2016年から2024年までの期間において台風や豪雨による大規模水害発生時に検索数が増加する一方で、平時の関心は低い傾向が確認されている。近年の局地的大雨による水害や大規模地震などの自然災害の発生増加を受け、平時からの防災意識向上が重要課題となっているのだ。

検索結果上に表示されるハザードマップでは、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域、津波浸水想定区域の3種類の災害発生リスクを確認することが可能である。また避難場所マップでは、地震や津波、洪水、土砂災害、内水氾濫、高潮、火災、火山噴火の8つの災害種別に応じた避難場所情報が提供されることになった。

Yahoo!検索の防災機能まとめ

ハザードマップ 避難場所マップ
主な機能 災害リスク区域の確認 避難場所の確認
対象災害 洪水、土砂災害、津波 地震、津波、洪水、土砂災害、内水氾濫、高潮、火災、火山噴火
検索方法 「ハザードマップ」「市区町村名 ハザードマップ」 「避難場所」「市区町村名 避難場所」

ハザードマップについて

ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものであり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 災害発生時の被害予測範囲を視覚的に表示
  • 避難経路や避難場所の位置情報を明確に提示
  • 地域特有の災害リスクを住民が事前に把握可能

LINEヤフーの調査によると、ハザードマップの検索数は災害発生時に急増する傾向があるものの、平時の関心度は低い状況が続いている。このような状況を踏まえ、Yahoo!検索では災害時のみならず日常的な防災意識向上を目指し、検索結果上で直接確認できる機能として実装されることになった。

参考サイト

  1. ^ LINEヤフー. 「Yahoo!検索、ハザードマップと避難場所マップを検索結果上に提供開始|LINEヤフー株式会社」. https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/016993/, (参照 25-02-28).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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