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公開：2025-03-01

SalesforceとGoogleがAgentforceにGeminiを導入、AIエージェントの機能が大幅に拡張へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SalesforceがAgentforceでGeminiを導入
• AIエージェントの機能が大幅に拡張
• Google Cloudとのパートナーシップを強化

SalesforceとGoogleのAIエージェント強化パートナーシップ

SalesforceとGoogleは2025年2月24日、戦略的パートナーシップの大規模な拡大を発表した。AgentforceにGoogleのGeminiモデルを導入し、AIエージェントが画像や音声、動画を扱えるようになるとともに、マルチモーダル機能と200万トークンのコンテキストウィンドウを使用してより複雑なタスクの処理が可能になった。^[1]

Salesforce Service CloudとGoogle Customer Engagement Suiteの統合が強化され、リアルタイムの音声翻訳やインテリジェントなAIエージェント間の引き継ぎ、パーソナライズされたAIエージェントの推奨機能が追加された。AIエージェントはVertex AIとGoogle検索に基づいたリアルタイムのインサイトと回答を提供できるようになるだろう。

SalesforceのAgentforce、Data Cloud、Customer 360アプリがGoogle Cloudのインフラ上で稼働するようになり、企業はGoogle Cloud Marketplaceを通じて新しいリージョンへのアクセスや調達の簡素化が可能になった。この統合により、企業は単一のモデルプロバイダーに縛られることなく、各社のニーズに合ったAIソリューションを開発できる。

AgentforceとGeminiの統合機能まとめ

マルチモーダル機能について

マルチモーダル機能とは、テキストだけでなく画像や音声、動画など複数の形式のデータを同時に処理できる技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数の入力形式を統合的に処理可能
• コンテキストを考慮した高度な理解が可能
• リアルタイムでの形式変換と分析が可能

AgentforceとGeminiの統合により、AIエージェントは画像認識や音声感情分析、動画コンテンツの理解など、より豊かな情報処理が可能になった。これによりカスタマーサービスの品質が向上し、より自然なコミュニケーションと正確な対応が実現できるようになるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SalesforceとGoogle、GeminiをAgentforceに導入を発表　パートナーシップ強化により顧客の選択肢をさらに拡大 | 株式会社セールスフォース・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000041550.html, (参照 25-03-01).
2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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