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公開：2025-03-01

NTT東日本とアット東京がデータセンター分野で連携、クラウド接続の効率化とコスト削減を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NTT東日本とアット東京がネットワーク分野で連携開始
• Multi InterconnectとATBeXの接続サービスを提供
• データセンター設備の相互利用で納期短縮を実現

NTT東日本とアット東京がデータセンター分野での連携を発表

東日本電信電話株式会社とアット東京は2025年2月27日、企業や組織に対するインフラストラクチャおよびネットワークソリューションの提供に向け、データセンターおよびネットワークサービス分野での連携を開始すると発表した。第一弾として、NTT東日本のMulti Interconnectとアット東京のATBeXの接続を2025年3月1日より開始することで合意に至っている。^[1]

デジタルトランスフォーメーションの需要が増加する中、業務システムとクラウドサービスの連携やマルチクラウド環境の構築において、セキュアで安定したクラウドおよび通信環境へのニーズが高まっている。アット東京は全国13か所でデータセンターを運用しており、世界最高水準のデータセンターサービスを提供することが可能である。

本連携によってアット東京のデータセンター内にNTT東日本のInterconnected WANの設備を収容することで、お客様のイニシャルコストとランニングコストの削減が実現される。さらに、データセンター内工事や現地調査の必要性が低減され、サービス提供の納期短縮にも大きく貢献することが期待できる。

Multi InterconnectとATBeXの連携サービス概要

Multi Interconnectの詳細はこちら

クラウドインターコネクションについて

クラウドインターコネクションとは、エクスチェンジサービス事業者を通じてパブリッククラウドやデータセンターへの接続を実現する機能のことである。以下のような特徴を持つサービスとして注目されている。

• 複数のパブリッククラウドへの柔軟な接続が可能
• データセンター間の効率的な接続を実現
• セキュアで安定した通信環境を提供

従来のパブリッククラウド接続では、お客様拠点のアクセス回線、データセンター引込用回線、パブリッククラウド接続サービスの個別契約が必要であった。クラウドインターコネクションでは、データセンター引込用回線の契約が不要となり、コスト削減と運用効率の向上を同時に実現することが可能である。

参考サイト

1. ^ アット東京. 「柔軟なネットワーク設計を可能とするNTT東日本「Multi Interconnect」においてアット東京「ATBeX」との接続を開始～アクセス回線とパブリッククラウド接続の一括提供によりお客さまの費用削減・納期短縮を実現～ | アット東京」. https://www.attokyo.co.jp/news/20250227.html, (参照 25-03-01).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
3. Oracle. https://www.oracle.com/jp/
4. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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