【CVE-2025-1335】CmsEasy 7.7.7.9でパストラバーサルの脆弱性、ベンダー未対応でリスク増大
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記事の要約
- CmsEasy 7.7.7.9でパストラバーサルの脆弱性を発見
- file_admin.phpのdeleteimg_action機能に問題
- ベンダーは通知に対して未対応のまま
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CmsEasy 7.7.7.9におけるパストラバーサル脆弱性の発見
VulDBは2025年2月16日、コンテンツ管理システムCmsEasy 7.7.7.9のfile_admin.phpにおけるパストラバーサルの脆弱性を公開した。この脆弱性は同システムのdeleteimg_action機能におけるimgnameパラメータの処理に起因しており、リモートからの攻撃が可能となっている。[1]
CVSSスコアはバージョン4.0で5.3(MEDIUM)、バージョン3.1および3.0で4.3(MEDIUM)と評価されており、攻撃者が特権を必要とせずにリモートから攻撃可能な状態となっている。脆弱性の種類はCWE-22のパストラバーサルに分類され、機密情報への不正アクセスのリスクが存在している。
脆弱性の報告を受けたベンダーは連絡を受けているものの、現時点で対応を行っていない状況が続いている。この脆弱性に関する詳細な情報は既に公開されており、攻撃コードが利用可能な状態となっているため、早急な対策が必要とされている。
CmsEasy 7.7.7.9の脆弱性情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日 | 2025年2月16日 |
影響を受けるバージョン | CmsEasy 7.7.7.9 |
脆弱性の種類 | パストラバーサル(CWE-22) |
影響を受ける機能 | file_admin.phpのdeleteimg_action |
CVSSスコア | v4.0: 5.3(MEDIUM)、v3.1/3.0: 4.3(MEDIUM) |
ベンダーの対応状況 | 未対応 |
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パストラバーサルについて
パストラバーサルとは、Webアプリケーションにおける深刻なセキュリティ脆弱性の一つで、攻撃者が意図されていないディレクトリやファイルにアクセスできる状態を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ファイルシステム内の任意のパスへのアクセスが可能
- システムの重要な設定ファイルや機密情報の漏洩リスク
- 特権昇格やリモートコード実行の足がかりとなる可能性
CmsEasy 7.7.7.9における今回の脆弱性は、file_admin.phpのdeleteimg_action機能でimgnameパラメータの処理が適切に行われていないことに起因している。この種の脆弱性は、入力値の適切な検証やサニタイズ処理の欠如によって発生することが多く、Webアプリケーションのセキュリティ設計において重要な考慮点となっている。
CmsEasy 7.7.7.9のパストラバーサル脆弱性に関する考察
CmsEasy 7.7.7.9におけるパストラバーサル脆弱性の影響は、コンテンツ管理システムのセキュリティ管理における重要な課題を浮き彫りにしている。特にベンダーの対応姿勢が消極的である点は、オープンソースCMSの運用における潜在的なリスクを示唆しており、ユーザー企業は代替システムの検討や独自の対策実装を迫られる可能性が高い。
この脆弱性に対する短期的な対策として、WAFの導入やアクセス制御の強化、ファイルシステムのパーミッション見直しなどが考えられる。長期的には、定期的なセキュリティ監査の実施や、セキュリティアップデートへの迅速な対応が可能なベンダーの選定が重要となってくるだろう。
今後のCMSセキュリティにおいては、ベンダーのインシデント対応能力や脆弱性管理プロセスの透明性がより重要な評価基準となることが予想される。特にエンタープライズでの利用を想定する場合、ベンダーのセキュリティ対応体制の事前評価がより重要性を増すものと考えられる。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE: Common Vulnerabilities and Exposures」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-1335, (参照 25-03-04).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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