ShippioがPlatform構想と新ミッション・ビジョンを発表、国際物流DXの加速へ向け体制を強化

PR TIMES より
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記事の要約
- Shippioが新コーポレートミッション・ビジョンを発表
- 3つのサービスラインナップでプラットフォーム構想を展開
- 4月8日に東京本社でインサイドセールスイベントを開催予定
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国際物流DXのShippioが新ミッション・ビジョンを刷新
株式会社Shippioは2025年3月12日、新たなコーポレートミッション・ビジョンを発表し、プロダクト指針となる「Shippio Platform構想」を策定した。約5年間でサービスラインナップは3つに増加し、企業の活用数は1年で3.6倍、取扱いシップメント数は10倍以上に成長している現状を踏まえ、国際物流プラットフォームとしての新たな展開を見据えた取り組みだ。[1]
新ミッションとして「産業の転換点をつくる」、新ビジョンとして「国際物流を、アドバンストに」を掲げ、業務の可視化・効率化から貿易データの蓄積・活用まで包括的なサービス展開を強化していく方針を示した。トランプ関税や中東問題といった国際情勢の影響を受けるサプライチェーン領域において、政府の推進する貿易手続デジタル化と歩調を合わせた取り組みとなっている。
Shippioは3つのサービスラインナップを展開しており、フォワーディングと貿易業務管理をシームレスに提供する「Shippio Forwarding」、貿易業務SaaSの「Shippio Cargo」、国際物流事業者向けコミュニケーションプラットフォームの「Shippio Works」で構成されている。これらのサービスを通じて、国際物流・貿易領域のDXを推進し、顧客企業の業務効率化を支援している。
Shippioの新サービスラインナップまとめ
Shippio Forwarding | Shippio Cargo | Shippio Works | |
---|---|---|---|
主な機能 | 輸送手配・手続き管理 | 本船トラッキング・書類管理 | 案件進捗・書類状況可視化 |
対象ユーザー | 貿易事業者全般 | 荷主企業 | 国際物流事業者 |
特徴 | シームレスな業務連携 | データ蓄積・活用 | コミュニケーション促進 |
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フォワーディングについて
フォワーディングとは、国際物流における輸送手配や通関手続きなどを代行する仲介業務のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 輸出入に関する各種手続きの代行と管理
- 最適な輸送ルートの選定と手配
- 通関業務や関連書類の作成支援
Shippioのフォワーディングサービスでは、従来の手続き代行に加えてクラウドベースの管理システムを統合することで、貿易業務全体のデジタル化を実現している。貿易関連書類の電子化や関係者との情報共有機能により、業務効率の大幅な向上を支援することが可能だ。
Shippio Platform構想に関する考察
Shippio Platform構想は、国際物流のデジタル化における重要な転換点となる可能性を秘めている。従来の物流業務における非効率な手作業や紙ベースの処理を、クラウドベースのプラットフォームによって一元管理することで、業務効率の飛躍的な向上が期待できるだろう。
一方で、国際物流業界特有の商慣習や既存システムとの連携など、導入に際しての課題も想定される。特に中小企業におけるデジタル化への抵抗感や、従来のワークフローからの移行にかかるコストと時間の問題は、今後克服すべき重要な課題となるはずだ。
Shippioが掲げる「産業の転換点をつくる」というミッションの実現には、ユーザーフレンドリーなインターフェースの提供や、段階的な導入支援体制の構築が不可欠となる。プラットフォームの機能拡充と並行して、顧客企業のDX推進を支援する体制づくりにも注力することで、国際物流におけるデジタルトランスフォーメーションを加速させることができるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「国際物流DXのShippioがコーポレートミッション・ビジョンをアップデート | 株式会社Shippioのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000025761.html, (参照 25-03-14).
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