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アビームコンサルティングがSAP ERPソリューションをクラウド化、インフラ業界向け機能を大幅に拡充し2026年春に提供開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アビームコンサルティングがSAP ERPソリューションをクラウド化、インフラ業界向け機能を大幅に拡充し2026年春に提供開始

PR TIMES より


記事の要約

  • アビームコンサルティングがインフラ向けSAPソリューションを刷新
  • RISE with SAPを採用しクラウドERP環境を強化
  • 2026年春に新ソリューションABCSの提供開始を予定

アビームコンサルティングがインフラ業界向けSAPソリューションを強化

アビームコンサルティング株式会社は、運輸・交通業界向けSAP ERPソリューション「ABeam Transportation Solution」を最新のクラウド技術を活用した新ソリューション「ABeam Industrial Cloud Platform for Social infrastructure & Service Industry on RISE with SAP」として2025年3月13日に発表した。電力・ガス業界をはじめとするインフラ事業者の経営課題に対応した新機能を搭載し、SAPジャパンが提供するクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用することで、より柔軟で拡張性の高いERP環境の構築を実現する。[1]

新ソリューションではSAP S/4HANAの最先端機能を最大限に活用することで、AIによる業務効率化やデータ活用の高度化を推進することが可能になる。さらにSAPのクラウドERP「GROW with SAP」も採用することで、システムのモダナイズと軽量化を実現し、企業単体のみならずグループ企業全体におけるグループガバナンスの強化を支援する体制を整える。

ABCSへのアップデートでは、インフラ業界のメンテナンス業務において重要な「設備保全管理機能」や「設備パフォーマンス管理機能」のほか、「サプライヤ連携」「不動産管理」「新リース会計基準対応」「グループ経営管理機能」などの新機能を拡充して提供する。2025年度内の開発完了を予定しており、正式版の提供開始は2026年春頃となる見込みだ。

ABCSの新機能まとめ

項目 詳細
開発完了予定 2025年度内
正式提供開始 2026年春頃
主要機能 設備保全管理機能、設備パフォーマンス管理機能
追加機能 サプライヤ連携、不動産管理、新リース会計基準対応、グループ経営管理機能
採用技術 RISE with SAP、GROW with SAP、SAP S/4HANA
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SAP S/4HANAについて

SAP S/4HANAとは、SAPが提供する次世代の基幹業務システム(ERP)であり、インメモリデータベースHANAを基盤とした高速処理が特徴である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • リアルタイムデータ分析による迅速な意思決定支援
  • AIやIoTなど最新テクノロジーとの統合が容易
  • クラウドネイティブな設計によるスケーラビリティの確保

インフラ業界における基幹システムの運用において、SAP S/4HANAはデータのリアルタイム活用や業務プロセスの高度化を促進する重要な役割を果たす。ERPシステムのクラウド化によって、企業のDX推進を加速させ、より柔軟で効率的な業務環境の構築を実現することが可能になる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アビームコンサルティングのインフラ業界向けSAP® ERPソリューションに「RISE with SAP」を採用。SAPコンサルティングビジネスにおけるサービス提供範囲を拡大し、さらなる強化へ | アビームコンサルティング株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000123981.html, (参照 25-03-14).
  2. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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