【CVE-2025-0370】Shortcodes Ultimate 7.3.3以前にXSS脆弱性、Contributor権限で攻撃可能に
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記事の要約
- Shortcodes Ultimate 7.3.3以前にXSS脆弱性が存在
- Contributorレベル以上で任意のスクリプト実行が可能
- CVE-2025-0370として識別された脆弱性
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WordPressプラグインShortcodes Ultimate 7.3.3のXSS脆弱性
Wordfenceは2025年3月4日、WordPressプラグイン「Shortcodes Ultimate」のバージョン7.3.3以前に深刻な脆弱性が存在することを公開した。この脆弱性は不適切な入力サニタイズとアウトプットエスケープに起因しており、CVSSスコアは6.4(MEDIUM)を記録している。[1]
脆弱性の内容は格納型クロスサイトスクリプティング(Stored XSS)であり、Contributorレベル以上の権限を持つ攻撃者がsrcパラメータを介して任意のWebスクリプトを注入できる状態にある。注入されたスクリプトは、影響を受けるページにアクセスしたユーザーの環境で実行される可能性が高い。
この脆弱性はCVE-2025-0370として識別されており、CWEによる脆弱性タイプはCWE-79(クロスサイトスクリプティング)に分類されている。NVDの評価によると、攻撃元区分はネットワークであり、攻撃条件の複雑さは低いとされている。
Shortcodes Ultimate 7.3.3の脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
CVE番号 | CVE-2025-0370 |
影響を受けるバージョン | 7.3.3以前のすべてのバージョン |
脆弱性の種類 | 格納型クロスサイトスクリプティング |
CVSSスコア | 6.4(MEDIUM) |
必要な権限レベル | Contributor以上 |
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クロスサイトスクリプティングについて
クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、Webアプリケーションの脆弱性の一種で、攻撃者が悪意のあるスクリプトをWebページに挿入できる状態を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ユーザーの入力データが適切にサニタイズされずにページに出力される
- 注入されたスクリプトは他のユーザーのブラウザで実行される
- セッション情報の窃取やフィッシング攻撃に悪用される可能性がある
WordPressプラグインの脆弱性は、公開されているソースコードを通じて攻撃手法が特定されやすく、多くのサイトで使用されているため攻撃対象となりやすい。Shortcodes Ultimateの脆弱性はContributorレベル以上の権限を持つユーザーにより悪用される可能性があり、早急な対応が推奨される。
Shortcodes Ultimate 7.3.3の脆弱性に関する考察
Shortcodes Ultimateの脆弱性は、WordPressの広く使用されているプラグインに影響を与えるという点で重要な問題だ。特にContributorレベルという比較的低い権限で攻撃が可能であることから、多くのWordPressサイトが潜在的な攻撃リスクにさらされている可能性が高いだろう。
プラグイン開発者には、入力値のサニタイズとアウトプットのエスケープに関する厳格なセキュリティレビューの実施が求められる。同時にWordPressサイトの管理者は、定期的なプラグインのアップデートチェックと、Contributorレベルの権限付与に関する慎重な判断が必要になるだろう。
今後は同様の脆弱性を防ぐため、WordPressコミュニティ全体でセキュリティガイドラインの強化と、プラグイン開発時のセキュリティテスト強化が期待される。特にXSS対策については、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の導入や、定期的な脆弱性診断の実施など、多層的な防御策の検討が必要だ。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE: Common Vulnerabilities and Exposures」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-0370, (参照 25-03-17).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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