ハードウェア

HARDWARE

公開：2025-03-20

HAI ROBOTICSが次世代トートロボットHaiPick Climbシステムを発表、倉庫自動化の効率性と柔軟性が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• HAI ROBOTICSが新世代トートロボット「HaiPick Climbシステム」を発表
• シンプルな設置で高密度保管と効率的なピッキングを実現
• アパレルや越境EC、医薬品など幅広い業界での活用が可能

HAI ROBOTICSのHaiPick Climbシステムが倉庫の自動化を革新

HAI ROBOTICSは2025年3月18日、新世代のトートロボットシステム「HaiPick Climbシステム」を中国と日本で発表した。新システムはHaiClimberロボット、ワークステーション、ラック、トート、HaiQスマート倉庫管理プラットフォームで構成され、迅速な導入と簡単な拡張、高スループット効率、超高密度保管などの特長を持つ画期的なソリューションとなっている。^[1]

HaiClimberロボットは昇降アームを通じてラックのガイドレールに接続し、反対側のラックとの位置合わせが不要となることで設置の精度要件と難易度が大幅に低減された。このシステムにより1000平方メートルのエリアで約4000箱/時間の処理能力を実現し、緊急注文のトートを2分以内でワークステーションまで届けることが可能になっている。

さらにHaiPick Climbシステムは、ラック間隔を0.85メートルまで縮小でき最大高さ12メートルまで対応することで、1000平方メートルのエリアに最大30,000個の保管ロケーションを提供できる。この高密度保管により、倉庫スペースの利用効率を大幅に向上させ、保管エリアの占有面積を削減することが可能となった。

HaiPick Climbシステムの業界別活用例まとめ

トートロボットシステムについて

トートロボットシステムとは、倉庫内で商品の保管から取り出しまでを自動化する次世代の物流システムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ラック間を自由に移動し商品の出し入れを自動化
• 高密度保管と効率的なピッキングを両立
• 柔軟な拡張性とスケーラビリティを実現

トートロボットシステムは従来の自動倉庫システムと比較して、設置の容易さと運用の柔軟性において大きな優位性を持つ。HaiPick Climbシステムではこの特長を活かし、1000平方メートルあたり約4000箱という高い処理能力と最大30,000個の保管ロケーション数を実現し、様々な業界での活用が期待できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「簡単かつ効率！HAI ROBOTICSがあ革新的な「HaiPick Climbシステム」を発表 | 深圳市海柔创新科技有限公司のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000159281.html, (参照 25-03-20).
3749

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ハードウェア」に関するコラム一覧「ハードウェア」に関するニュース一覧