セキュリティ

SECURITY

公開：2025-03-27

テクマトリックスが自動ペネトレーションテストツールPenteraの販売を開始、セキュリティ対策の強化に向け国内展開を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• テクマトリックスがPenteraの国内販売を開始
• 自動ペネトレーションテストで継続的な脅威評価が可能
• 実際の攻撃を模倣し脆弱性特定と修復を支援

テクマトリックスがPenteraの自動ペネトレーションテストツールを国内展開

テクマトリックス株式会社は、Pentera Security SG Pte Ltd.とパートナー契約を締結し、2025年3月26日より自動ペネトレーションテストツールPenteraの販売を開始した。AIや機械学習を悪用した攻撃手法の増加により、従来のセキュリティ対策では対応が困難になっているため、最新のサイバー攻撃への耐性を評価できるソリューションとして期待が高まっている。^[1]

Penteraは継続的脅威エクスポージャー管理（CTEM）の概念に基づき、IT環境全体に対して自動化されたペネトレーションテストを実施することが可能である。この機能により、脅威を継続的に監視・評価し、セキュリティリスクを早期に特定して修復を支援することで、組織のセキュリティ体制を強化することができる。

テクマトリックスはPenteraの販売を通じて、既存の脆弱性管理ソリューションと組み合わせたセキュリティサービスの強化を図る方針だ。セキュリティ製品の販売パートナーを通じて様々な業種・業態の顧客にPenteraソリューションを提案し、セキュリティ知見を有するエンジニアによるテクニカルサポートやレビューサービスも提供していく。

Penteraの主要機能まとめ

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CTEMについて

CTEMとは「Continuous Threat Exposure Management（継続的脅威エクスポージャー管理）」の略称で、組織のセキュリティリスクを継続的に評価・管理するためのフレームワークである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 脅威の継続的な発見・評価・改善のサイクル実現
• 自動化された脆弱性診断と修復プロセス
• リアルタイムなセキュリティリスクの可視化

CTEMはPenteraの中核的な概念として採用されており、IT環境全体に対する自動化されたペネトレーションテストを通じて実践される。組織は継続的な脅威の監視と評価を行うことで、セキュリティリスクを早期に特定し、効果的な対策を講じることが可能となる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「自動ペネトレーションテストツールPenteraの販売開始 | テクマトリックス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000009277.html, (参照 25-03-27).
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