日本発Web3企業CauchyEがQuickNode Startup Programに採択、グローバル展開が加速

PR TIMES より
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記事の要約
- CauchyEがQuickNode Startup Programに採択される
- 次世代データ可用性層Sunrise DAの開発を主導
- Microsoft、Google、thirdwebに続く大手プログラム採択
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日本発Web3企業CauchyEのQuickNode採択で開発基盤が強化
シンガポールを本社とするCauchyE Asia PTE. LTD.は、Web3インフラストラクチャのグローバルリーダーQuickNodeが提供するスタートアップ支援プログラム「QuickNode for Startups」に採択されたことを2025年3月27日に発表した。CauchyEはMicrosoftやGoogleなど大手テック企業のスタートアッププログラムにも選出され、日本発のWeb3企業として初めてthirdweb Startup Programにも採択された実績を持つ企業である。[1]
QuickNodeはFortune 500企業を含む世界中の開発者から信頼を獲得しているインフラストラクチャプロバイダーであり、MetaMaskやOpenSeaとの戦略的パートナーシップを構築している。毎月数百億件のAPIリクエストを処理する実績があり、Sequoia CapitalやTiger Global Management、Y Combinatorなど著名なベンチャーキャピタルからの投資も受けている。
CauchyEは独自のProof of Liquidityに特化したデータ可用性層「Sunrise DA」の開発を主導するモジュラーブロックチェーンのリーディングカンパニーとして知られている。また、完全独立型のオリジナルブロックチェーン構築ソリューション「MyLayer」を提供し、DePINの活用やDeFiプロトコルの既存金融への統合など、ブロックチェーンの実用化を推進している。
QuickNodeスタートアッププログラムの詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
プログラム準備期間 | 18ヶ月以上 |
提携機関数 | 150以上のVCとスタートアップ組織 |
支援内容 | QuickNodeクレジット提供、アーキテクチャレビュー、エンジニアリングサポート |
プロモーション規模 | 35,000以上のXフォロワー、150,000以上の開発者へのリーチ |
対応ブロックチェーン数 | 24以上のネットワーク |
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Proof of Liquidityについて
Proof of Liquidityとは、流動性提供者に投票権を付与する独自のシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 従来のProof of Stakeと異なり実質的な経済活動を評価
- 流動性フライホイールによる持続的な価値創造を実現
- $vRISEトークンによる手数料支払いシステムを導入
Sunrise DAでは、Proof of Liquidityを活用することでブロックチェーンの処理能力とデータアクセスを革新的に向上させている。2024年7月のテストネット公開以降、わずか3週間で10万人、6週間で20万人のアクティブユーザーを獲得するなど、急速な成長を遂げている。
Sunrise DAのQuickNode採択に関する考察
QuickNodeスタートアッププログラムへの採択は、CauchyEのグローバル展開における重要なマイルストーンとなるだろう。Microsoft、Google、thirdwebといった大手プラットフォームに続く採択により、技術基盤の信頼性が一層向上することが期待される。
今後の課題として、急速な成長に伴うインフラストラクチャの安定性確保が挙げられる。テストネット公開からわずか6週間で20万人のアクティブユーザーを獲得した実績は、システムの拡張性と安定性の両立が重要になってくることを示唆している。
QuickNodeのインフラストラクチャとの連携により、Sunrise DAのスケーラビリティと相互運用性が強化されることが期待される。特にIBCのネイティブサポートを活かし、Ethereumを含む多様なブロックチェーンとの連携が実現すれば、Web3エコシステムの発展に大きく貢献するだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「「Sunrise DA」開発を主導するCauchyE、「QuickNode Startup Program」に採択 | Cauchye Asia PTE. LTDのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000146736.html, (参照 25-03-29). 5710
- Meta. https://about.meta.com/ja/
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
- Google. https://blog.google/intl/ja-jp/
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