日立がBranch in Mobileをクラウドサービス化、金融機関の非対面取引促進に向け4月からサービス開始
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記事の要約
- 日立が金融機関向けBranch in Mobileをクラウドサービス化
- 4月1日よりBranch in Mobileサービスの提供を開始
- 百五銀行が先行ユーザーとしてサービス運用を開始
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日立が金融機関の非対面取引を促進するBranch in Mobileをクラウドサービス化
株式会社日立製作所は2025年3月24日、金融機関における窓口業務のDXを加速させる非対面・非来店取引促進ソリューション「Branch in Mobile」をクラウドサービス化し、「Branch in Mobileサービス」として4月1日より提供開始すると発表した。このサービスは株式会社百五銀行での導入が決定しており、同日よりサービス運用を開始する予定となっている。[1]
日立が2022年9月より提供開始した「Branch in Mobile」は、AWSのクラウド上で構築することでSaaS型サービスとして進化を遂げることとなった。クラウド上に日立がセキュアな環境を構築しプラットフォームやセキュリティに関する運用を行うことで、金融機関側の環境構築が不要になるという大きな利点を持つ。
対面・非対面取引双方がクラウド上でワンプラットフォーム環境でシームレスにつながることで、いずれの側からも取引完結が容易になり、利用者のニーズに応じた柔軟かつ迅速なサービス提供が実現する。さらに金融機関側で簡易なシステムの追加・変更などを内製化することにより、開発の迅速化や変化へのスピーディーな対応が可能となるのだ。
Branch in Mobileサービスの主な特長まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2025年4月1日 |
サービス形態 | AWSクラウド上のSaaS型サービス |
主な特長 | 金融機関側での環境構築が不要、セキュアな環境提供 |
利用者メリット | 対面・非対面取引のシームレスな連携、取引完結の容易化 |
先行導入機関 | 株式会社百五銀行 |
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SaaS型サービスについて
SaaS型サービスとは、Software as a Serviceの略称で、クラウド上でソフトウェアを提供するサービス形態のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 導入時の初期投資やインフラ構築が不要
- 運用・保守の負担が軽減
- 必要な機能を必要な分だけ利用可能
Branch in MobileサービスではSaaS型サービスを採用することで、金融機関はインフラ構築やセキュリティ対策などの煩雑な作業から解放される。非来店・非対面チャネルの提供にあたってネックとなっていたセキュリティの確保においては、日立が実績のあるセキュリティ基盤をもとにセキュリティセンターを設けることで、利用者との安全な接続が容易になるという大きな利点がある。
参考サイト
- ^ 日立. 「金融機関の非対面・非来店取引を促進する「Branch in Mobile」をクラウドサービスとして提供開始:2025年3月24日」. https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2025/03/0324a.html, (参照 25-03-27). 5814
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