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完実電気がMeze Audioの最新ヘッドフォンPOETを発売、フラッグシップモデルの技術を継承した平面磁界型ドライバーを搭載

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 完実電気がMeze Audio製ヘッドフォン「POET」を4月25日に発売
  • フラッグシップモデルの振動板技術を継承した平面磁界型ドライバー搭載
  • 価格は330,000円で高品質な音響性能を実現

Meze Audio最新モデルPOETが日本上陸

完実電気は、Meze Audioのフラッグシップモデルの技術を継承した平面磁界型ドライバー搭載のヘッドフォン「POET」を2025年4月25日に発売することを発表した。POETは30年以上の音響技術開発の集大成として位置づけられており、RINARO MZ6 IsodynamicR Hybrid Arrayドライバーを採用することで高品質なサウンドを実現している。[1]

ドライバーには重さわずか0.06gの二軸延伸半結晶性ポリマーフィルムを振動板として採用しており、両側に配置されたネオジム磁石によって振動板全体を均一に駆動することで歪みのないクリアなサウンドを生み出すことが可能となった。高強度ポリマー製の筐体は10.7Nの負荷にも耐える堅牢性を実現している。

スチール製グリルには繊細なパターンが施され、ハウジング内の音の響きを最適化する設計となっている。スエードレザー調のヘッドレストとチタン合金製のヘッドバンドを採用し、人間工学に基づいた設計により長時間の使用でも快適な装着感を提供する。

POET主要スペック一覧

項目 詳細
ドライバー RINARO MZ6 IsodynamicR Hybrid Array
再生周波数帯域 4Hz~92kHz
インピーダンス 61Ω
最大音圧 130dB以上
重量 427g(イヤーパッド込み)
付属品 PCUHD アップグレードケーブル(6.3mm標準プラグ)

平面磁界型ドライバーについて

平面磁界型ドライバーとは、薄い振動板の両側に磁石を配置し、振動板に組み込まれたコイルと磁石の相互作用で音を生み出す方式のドライバーである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 振動板全体が均一に駆動することで歪みの少ない音質を実現
  • 高速なトランジェントレスポンスによる優れた音の立ち上がり
  • 広帯域での優れた周波数特性

POETに搭載されているRINARO MZ6 IsodynamicR Hybrid Arrayドライバーは、LIRICとELITEで培われた技術を融合させた最新設計となっている。スイッチバックコイルとスパイラルコイルの2種類のコイルを組み合わせることで、低域から高域まで全帯域で優れた音質特性を実現することが可能となった。

参考サイト

  1. ^ 完実電気. 「【Meze Audio】POET 発売 - リリース | 完実電気株式会社 | KANJITSU DENKI CO.LTD」. https://kanjitsu.com/release/poet/, (参照 25-04-03).
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