東芝デジタルソリューションズがGridDB Cloudを海外展開、26か国でデータ基盤サービスの提供を開始
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記事の要約
- 東芝デジタルソリューションズがGridDB Cloudを海外展開
- 26か国・地域でAzure Marketplaceを通じて提供
- DXのデータ基盤をクラウドマネージドサービスで実現
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東芝デジタルソリューションズがGridDBクラウドサービスの海外展開を開始
東芝デジタルソリューションズ株式会社は2025年4月17日、ビッグデータやIoTデータの管理に適したデータベース「GridDB」のクラウドマネージドサービス「GridDB Cloud」の海外向け販売を開始した。このサービスは、これまで日本国内のみで提供されていたが、グローバルでのDX推進ニーズの高まりを受けて海外展開を決定している。[1]
GridDB Cloudは、データベースの導入や運用にかかる時間とコストを大幅に削減することが可能となっており、クラウドネイティブなアプリケーションとの連携も容易に実現できる特徴を持っている。Azure Marketplaceを通じて、アジア・大洋州、ヨーロッパ・中東・アフリカ、北米・南米の26か国・地域で提供を開始することになった。
提供プランは月額定額プランと従量課金プランの2種類が用意されており、ストレージ使用量や処理量に応じて柔軟な選択が可能となっている。従量課金プランでは、2025年9月末までDBリクエストの課金を無料とするキャンペーンを実施することで、より多くのユーザーの利用を促進する取り組みを行っている。
GridDB Cloudの提供プラン詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
月額定額プラン価格 | $520.00/月 |
従量課金プラン料金 | DBリクエスト:$0.012/100リクエスト、ストレージ:$0.002/GB-hour |
データ転送料金 | データ送信(In):$0.0025/MB、データ送信(Out):$0.09/GB |
キャンペーン内容 | 2025年9月末までDBリクエスト課金無料 |
利用制限 | ストレージ使用量100GBまで、DBリクエスト10分あたり10,000回まで |
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ビッグデータについて
ビッグデータとは、従来のデータベース管理ツールでは処理が困難な巨大なデータ群のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- Volume(量):大容量のデータ規模
- Velocity(速度):リアルタイムでの高速な処理要求
- Variety(多様性):様々な種類や形式のデータ
GridDBは時系列データを効率的に処理できる設計となっており、IoTセンサーから生成される大量のデータを高速に蓄積することが可能である。従来のリレーショナルデータベースと比較して、時系列データの処理性能が大幅に向上しており、産業用システムでの実績も豊富に持っている。
参考サイト
- ^ TOSHIBA. 「ビッグデータ・IoT向けクラウドデータベースサービス「GridDB® Cloud」を海外向けに販売開始 | 東芝」. https://www.global.toshiba/jp/news/digitalsolution/2025/04/news-20250417-01.html, (参照 25-04-18). 2042
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