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primeNumberがTROCCO Enterprise Offeringを発表、エンタープライズ向けデータ分析支援ソリューションの提供開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • primeNumberがTROCCO Enterprise Offeringを発表
  • Self-Hosted Runnerなど新機能を搭載
  • ERPデータ活用パッケージを第1弾としてリリース

primeNumberがエンタープライズ向けデータ分析支援ソリューションを提供開始

株式会社primeNumberは2025年4月22日、クラウドETLサービス「TROCCO」において、エンタープライズ企業向けデータ分析支援ソリューション「TROCCO Enterprise Offering」の提供を5月1日より開始すると発表した。DXの推進や生成AIの登場によってデータ活用のニーズが高まる中、エンタープライズ企業特有の課題に対応するため、基幹システム系のデータやプライベートクラウドといったインフラ環境内でデータを活用・分析できる機能を開発したのだ。[1]

新ソリューションでは、オンプレミス環境のデータ転送処理を実行できる「Self-Hosted Runner」機能を搭載し、セキュアな環境でのデータ運用を実現している。また、SAP ERPとの連携機能やCDCのシステム構成も一新することで、大規模データの転送にも対応可能となった。

第1弾として提供される「ERPデータ活用パッケージ」には、Self-Hosted RunnerやSAP連携、CDCといった機能が含まれており、企業におけるデータ統合基盤の構築・運用を効率化することが可能だ。primeNumberは4月23日から開催されるJapan DX Weekにおいて、本サービスの説明も実施する予定である。

TROCCO Enterprise Offeringの機能まとめ

Self-Hosted Runner SAP連携コネクタ CDC
主な特徴 オンプレミス環境でのデータ転送処理 SAP ERPからのデータ抽出 リアルタイムデータ連携
提供開始 2025年5月1日 2025年5月1日 2025年5月1日
対象システム 基幹システム・プライベートクラウド SAP ERP(SAP S/4HANA) データベース全般

ETL(Extract/Transform/Load)について

ETLとは、データの抽出(Extract)、変換(Transform)、読み込み(Load)の3つのプロセスを表す用語であり、以下のような特徴を持つ。

  • 異なるシステム間でのデータ統合を実現する基本的な手法
  • データの形式変換や品質チェックを含む包括的なプロセス
  • ビッグデータ分析やデータウェアハウス構築の基盤技術

TROCCOのETL機能は、従来のデータ統合プロセスをクラウドベースで提供することで、企業のデータ活用を効率化している。新たに追加されたSelf-Hosted Runner機能により、オンプレミス環境のデータに対してもETLプロセスを適用できるようになり、エンタープライズ企業におけるデータ統合の選択肢が広がることが期待できる。

参考サイト

  1. ^ 株式会社primeNumber. 「エンタープライズ企業向けデータ分析支援ソリューション「TROCCO Enterprise Offering」の提供を開始 | primeNumber」. https://primenumber.com/news/1768, (参照 25-04-24).
  2. 2606
  3. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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