BIPROGYがMicrosoft 365環境に仮想デスクトップ基盤を統合、セキュリティと利便性の向上を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- BIPROGYがMicrosoft 365環境に仮想デスクトップ基盤を統合
- 約2万台の物理PCと1万台のモバイルデバイスにAVD 4,000台を追加
- シングルサインオンによる安全性と利便性を実現
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BIPROGYのMicrosoft 365環境へのAVD統合による業務効率化
BIPROGYグループのユニアデックスは、物理PC約2万台とモバイルデバイス約1万台のサイバーセキュリティー対策基盤に、Azure Virtual Desktop約4,000台を統合し本番運用を2025年4月30日より開始した。Microsoft 365環境を最大限に活用することで、社員は場所やデバイスを問わず安全な業務環境を利用できるようになっている。[1]
BIPROGYグループは、デジタルワーク推進の一環としてゼロトラストモデルに基づくインフラ基盤を構築し、物理PCやモバイルデバイス、BYODを活用したシンクライアント環境を実現した。Enterprise Mobility + Securityによる統合管理により、多様な働き方に対応可能な先進的な運用環境が整備されている。
シングルサインオンの適用により、一度のログインで必要なリソースにアクセスできるため、社員の利便性が大幅に向上している。また情報システム部門は、すべてのデバイスとシステムを一元的に管理することで、セキュリティーポリシーの適用や更新、利用者の増減にも柔軟に対応できるようになった。
統合管理基盤の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
物理デバイス規模 | 物理PC約2万台、モバイルデバイス約1万台 |
仮想デスクトップ規模 | Azure Virtual Desktop約4,000台 |
認証方式 | Entra ID参加、シングルサインオン |
管理機能 | Intuneによるデバイス登録、コンプライアンスポリシー管理 |
セキュリティ対策 | ゼロトラストモデルに基づく統合管理 |
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ゼロトラストモデルについて
ゼロトラストモデルとは、ネットワークの内部と外部を区別せず、すべてのアクセスを検証する新しいセキュリティアプローチのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- アクセス元の場所や接続元に関係なく、常に認証と認可を実施
- デバイスやユーザーの状態を継続的に監視し、リスクベースで制御
- 最小権限の原則に基づき、必要最小限のアクセス権限のみを付与
BIPROGYグループの統合基盤では、このゼロトラストモデルを採用することで、物理PCやモバイルデバイス、BYODなど多様なデバイスを安全に利用できる環境を実現している。Enterprise Mobility + Securityによる統合管理と組み合わせることで、セキュリティと利便性の両立を図っている。
Microsoft 365環境へのAVD統合に関する考察
BIPROGYグループによるMicrosoft 365環境へのAVD統合は、リモートワークの普及に伴う新しい働き方への対応として評価できる。物理PCとモバイルデバイス、仮想デスクトップを統合管理することで、運用負荷の軽減とセキュリティレベルの向上を同時に実現している点が画期的だ。
一方で、大規模な統合管理基盤の運用には、システム障害時の影響範囲が広がるリスクも存在する。その対策として、障害の早期検知と迅速な復旧体制の整備、さらにはバックアップ環境の確保など、事業継続性を考慮した取り組みが重要になってくるだろう。
今後は、AIを活用した運用自動化やセキュリティ強化など、さらなる進化が期待される。特にゼロトラストモデルの実装においては、ユーザー体験を損なわない形でのセキュリティ強化が課題となっており、新たな技術やソリューションの導入が注目されるところだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「「Microsoft 365のクラウド環境で仮想デスクトップ基盤とセキュリティーソリューションの統合・運用開始」のお知らせ | BIPROGY株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000074398.html, (参照 25-05-01). 2319
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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