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公開：2025-05-05

アクトレシピがActRecipeでオフィスステーション 労務とAPI連携開始、従業員督促機能の無償提供により業務効率化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アクトレシピがオフィスステーション 労務とのAPI連携を開始
• 従業員督促機能を無償提供として提供開始
• 業務自動化による人事労務担当者の負担軽減を実現

アクトレシピのiPaaS ActRecipeがオフィスステーション 労務とAPI連携開始

アクトレシピ株式会社は、エフアンドエムが提供する人事労務クラウドソフト「オフィスステーション 労務」とiPaaS「ActRecipe」のAPI連携対応を2025年5月2日に発表した。ActRecipeは大企業から中小企業まで幅広く採用されているSaaS間連携サービスで、ノーコードで業務フローを自動化できる特徴を持っている。^[1]

ActRecipeは2025年2月から従業員督促機能をヘッドレスSaaSとして提供しており、HR系SaaSから取得した従業員情報や期日情報を活用して従業員への通知やリマインドを自動化することが可能だ。オフィスステーション 労務との連携により、人事労務担当者は手動での情報編集やアップロードなしにセキュアな督促業務を実現できるようになっている。

アクトレシピは2019年8月のサービス開始以来、バックオフィス業務の自動化と効率化に注力してきた実績がある。コンポーザブル・アーキテクチャーを推奨し、変化の激しい環境下でも柔軟な対応が可能なシステム構築を支援することで、企業のDX推進に貢献している。

ActRecipeの機能まとめ

従業員督促機能の詳細はこちら

iPaaSについて

iPaaSとは「integration Platform as a Service」の略称で、クラウドサービス間のデータ連携や業務自動化を実現するプラットフォームサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• クラウドサービス間のシームレスな連携を実現
• ノーコードでの業務フロー自動化が可能
• セキュアなデータ連携とシステム統合を提供

バックオフィス業務におけるSaaS活用が進む中、iPaaSは異なるサービス間のデータ連携や業務自動化を効率的に実現する重要な役割を果たしている。人事・労務・総務などの業務効率化において、iPaaSの活用は業務負担の軽減と生産性向上に大きく貢献している。

ActRecipeのAPI連携に関する考察

ActRecipeとオフィスステーション 労務のAPI連携は、人事労務業務のデジタル化を加速させる重要な一歩となるだろう。特に従業員督促機能の無償提供は、中小企業におけるDX推進の障壁となっていたコスト面での課題を解決し、より多くの企業がデジタル化のメリットを享受できる環境を整えている。

今後の課題として、異なるSaaS間でのデータの整合性維持やセキュリティ確保がより重要になってくると考えられる。これらの課題に対しては、データ形式の標準化推進やセキュリティ基準の明確化、また利用企業向けのガイドライン整備が有効な解決策となるだろう。

ActRecipeには今後、AIを活用した業務フローの最適化提案機能や、より細かな権限管理機能の追加が期待される。特に従業員情報を扱う人事労務分野では、プライバシー保護と業務効率化の両立が重要になってくるため、よりきめ細かな機能拡充が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アクトレシピ、iPaaS「ActRecipe」にて「オフィスステーション 労務」とのAPI連携に対応 | アクトレシピ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000032916.html, (参照 25-05-05).
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