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公開：2025-05-20

ISレンタリースがBYD SEALION 7レンタルサービス開始、法人向けEV市場に新風

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ISレンタリースがBYD SEALION 7のレンタルサービスを開始
• 中国製EVの中型SUVを法人・研究機関向けに提供
• EV技術評価やV2L活用など幅広い用途での活用を想定

ISレンタリース、BYD SEALION 7レンタルサービス開始

株式会社ISレンタリースは2025年5月19日、新たなEVラインアップとしてBYD SEALION 7のレンタルサービスを開始した。これは、中国の大手電動車メーカーBYDが開発した中型SUVタイプの最新EVであり、日本国内の企業や研究機関に最新のEV技術と電動車両性能を体験できる機会を提供するものだ。

BYD SEALION 7は、BYD独自のe-Platform 3.0 EvoやBlade Batteryなどの最新技術を採用し、走行性能、安全性、効率性の全てにおいて高い水準を誇る。航続距離は最大500～600km（モデルにより異なる）、0-100km/h加速は約3.8～5秒の高性能モデルもあるなど、高い性能を備えているのだ。

ISレンタリースは、自動車メーカー、サプライヤー、エネルギー関連企業、地方自治体、大学、研究機関など、幅広い分野での活用を想定している。具体的には、技術評価、充電インフラテスト、非常用電源車両としてのシミュレーション、EV制御系研究など、多様なニーズに対応できるレンタルサービスを提供する予定だ。

BYDは世界トップクラスのEVメーカーとして、グローバルに販売を拡大しており、日本市場への本格参入を図っている。SEALION 7はその戦略の中核をなすモデルであり、SUV需要の高い日本市場においても注目を集めているのだ。

BYD SEALION 7のスペックと特徴

ISレンタリース公式サイト

BYD SEALION 7の技術解説

BYD SEALION 7は、BYD独自の技術が多数採用されている点が大きな特徴だ。特に注目すべきは、e-Platform 3.0 EvoとBlade Batteryである。

• e-Platform 3.0 Evo：高度な電子制御統合により、高い走行性能と効率性を実現
• Blade Battery：高い安全性と長寿命を誇る独自のバッテリー技術
• V2L機能：車両から電力を供給できる機能で、災害時やアウトドアにも活用可能

これらの技術により、BYD SEALION 7は従来のEVとは一線を画す高い性能と利便性を提供しているのだ。

BYD SEALION 7レンタルサービスに関する考察

BYD SEALION 7のレンタルサービス開始は、日本市場における中国製EVの普及促進に大きく貢献するだろう。企業や研究機関が実際に車両を体験することで、中国EV技術に対する理解が深まり、導入への障壁が低くなる可能性がある。しかし、メンテナンス体制や部品供給の遅延などが課題となる可能性もある。

起こりうる問題への対策としては、ISレンタリースによる迅速な対応体制の構築が重要だ。万が一の故障時にも迅速な修理や代替車両の提供など、顧客満足度を高めるための体制を整える必要がある。また、BYDとの連携を強化し、部品供給体制の安定化を図ることも不可欠だろう。

今後、より多くのモデルバリエーションの提供や、充電インフラ整備との連携強化などが期待される。さらに、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、サービスの改善を継続していくことで、より多くの企業や研究機関に利用されるサービスとなるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ISレンタリース、新型EV「BYD SEALION 7」を導入 | 株式会社ISレンタリースのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000160966.html, (参照 25-05-20).
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