D-Link DAP-2695(120b36r137_ALL_en_20210528)のクロスサイトスクリプティング脆弱性CVE-2025-4858が公開
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記事の要約
- D-Link DAP-2695の脆弱性が公開された
- adv_arpspoofing.phpファイルにクロスサイトスクリプティング脆弱性
- CVE-2025-4858として登録、CVSSスコアは4.8(MEDIUM)
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D-Link DAP-2695の脆弱性に関する報告
VulDBは2025年5月18日、D-Link DAP-2695の脆弱性に関する情報を公開した。この脆弱性は、ARPスプーフィング防止ページのadv_arpspoofing.phpファイルに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性である。harp_mac引数の操作によって攻撃が実行可能であり、リモートから攻撃を受ける可能性があるのだ。
影響を受けるのは、120b36r137_ALL_en_20210528バージョンのファームウェアを使用しているD-Link DAP-2695である。この脆弱性は、既に公開されており悪用される可能性があるため、早急な対策が必要だ。 D-Link社は、この製品のサポートを終了しているため、ユーザー自身での対策が求められる。
脆弱性情報はVulDB(VDB-309400)に登録されており、詳細な技術情報はVulDBのウェブサイトで確認できる。 また、この脆弱性に関する情報は、GitHubにも公開されている。 この脆弱性によって、攻撃者はユーザーのセッションを乗っ取ったり、悪意のあるスクリプトを実行させる可能性がある。
この脆弱性は、既に公開されているため、攻撃者は容易に悪用できる可能性がある。そのため、D-Link DAP-2695を使用しているユーザーは、速やかにファームウェアのアップデートを行うか、デバイスの使用を停止する必要があるだろう。
脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
CVE ID | CVE-2025-4858 |
公開日 | 2025-05-18 |
更新日 | 2025-05-18 |
影響を受ける製品 | D-Link DAP-2695 (120b36r137_ALL_en_20210528) |
脆弱性タイプ | クロスサイトスクリプティング(XSS) |
影響を受けるファイル | /adv_arpspoofing.php |
CVSSスコア | 4.8 (MEDIUM) |
攻撃ベクトル | ネットワーク(AV:N) |
攻撃複雑性 | 低(AC:L) |
認証 | 高(PR:H) |
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クロスサイトスクリプティング(XSS)について
クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用して、攻撃者が悪意のあるスクリプトをユーザーのブラウザに実行させる攻撃手法である。この攻撃によって、ユーザーのセッションを乗っ取られたり、個人情報が盗まれたりする可能性がある。
- 悪意のあるスクリプトの注入
- ユーザーセッションの乗っ取り
- 個人情報の窃取
XSS攻撃を防ぐためには、Webアプリケーションの入力値を適切にサニタイズしたり、出力値をエンコードするなどの対策が必要だ。 また、定期的なセキュリティアップデートを行うことも重要である。
D-Link DAP-2695脆弱性に関する考察
D-Link DAP-2695のクロスサイトスクリプティング脆弱性は、サポート終了製品であるため、D-Link社による修正パッチの提供は期待できない。そのため、ユーザーは製品の交換または代替製品への移行を検討する必要があるだろう。この脆弱性は、攻撃者にとって容易に悪用できるため、被害拡大を防ぐためには迅速な対応が不可欠だ。
今後、同様の脆弱性が他のD-Link製品にも存在する可能性がある。そのため、D-Link社は、過去の製品についてもセキュリティ監査を実施し、脆弱性の有無を確認する必要があるだろう。 また、ユーザーは、セキュリティに関する情報を定期的に確認し、適切な対策を行うことが重要だ。
この脆弱性への対策として、ファームウェアのアップデートが理想的だが、サポート終了製品であるため不可能だ。そのため、代替製品への移行や、デバイスの使用を停止することが現実的な解決策となるだろう。 将来的には、IoTデバイスのセキュリティ対策の重要性が高まり、より安全な製品開発が求められるだろう。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE Record: CVE-2025-4858」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-4858, (参照 25-05-24). 2795
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