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公開：2025-05-27

GMOメディア、コエテコStudy byGMOにAI搭載PDFインポート機能追加、教務DX推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• GMOメディアが「コエテコStudy byGMO」にAI新機能を追加
• PDFアップロードでCBT形式の問題を自動作成
• 教員の業務効率化と教務DX推進に貢献

「コエテコStudy byGMO」新機能「問題AIインポーター」提供開始

GMOメディア株式会社は2025年5月26日、高校教員向け簡単課題作成サービス「コエテコStudy byGMO」において、AIを活用した新機能「問題AIインポーター」の提供を開始した。この機能は、教員が作成した過去問のPDFをアップロードするだけで、AIが自動的にCBT形式の問題に変換し、データベースに登録するものである。

問題AIインポーターは、PDF内の問題文、選択肢、画像などをAIが解析し、大問・小問、選択肢、画像などを自動的に判別する。これにより、教員は過去に作成した問題を簡単にデジタル化し、CBT形式で生徒に配信できるようになるのだ。最短30秒でCBT形式の問題を作成できる点が大きな特徴である。

本機能は「コエテコStudy byGMO」の有償プラン利用者であれば、追加料金なしで使用可能だ。この新機能によって、教員の業務効率化が期待され、教務DXの推進に大きく貢献すると考えられる。

「コエテコStudy byGMO」サービス概要

CBT(Computer Based Testing)について

CBTとはComputer Based Testingの略で、コンピュータを使用した試験方法のことを指す。従来の紙媒体による試験と異なり、コンピュータ上で問題を解き、解答する方式だ。

• オンラインでの試験実施が可能
• 採点の自動化による効率化
• 多様な問題形式に対応可能

近年、教育現場におけるICT化の進展に伴い、CBTの導入が加速している。効率的な試験実施と採点、そしてデータ分析による教育効果の向上に貢献する。

問題AIインポーターに関する考察

問題AIインポーターは、教員の業務負担軽減に大きく貢献する画期的な機能だ。PDFからのデータ化は、従来の手作業に比べ大幅な時間短縮を実現し、教員の貴重な時間を学習指導などに充てることが可能になるだろう。しかし、PDFの品質によっては、AIによる解析精度が低下する可能性もある。例えば、レイアウトが複雑なPDFや、画像の解像度が低いPDFなどは、正確なデータ化が難しい可能性があるのだ。

起こり得る問題としては、AIの誤認識によるデータ化ミスや、対応できないPDF形式の存在が挙げられる。解決策としては、AIの学習データの充実や、PDFのアップロード前にフォーマットチェック機能を追加することが考えられる。また、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、AIの精度向上を図ることも重要だ。

今後追加してほしい機能としては、AIによる類題作成機能や、異なる教科書に対応した問題作成機能などが考えられる。これにより、さらに教員の負担を軽減し、より質の高い教育を提供できるようになるだろう。そして、このサービスが、日本の教育現場におけるICT化をさらに加速させることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「コエテコStudy byGMO」で、教務DXを加速するAI新機能提供開始【GMOメディア】 | GMOインターネットグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004860.000000136.html, (参照 25-05-27).
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