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公開：2024-12-04

ECOMMITが資源循環インフラ構築の成果を公開、衣類の循環率98%以上とCO2排出量72.2%削減を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ECOMMITが初のIMPACT PROGRESS REPORTを公開
• 衣類のリユース・リサイクル率98%以上を実現
• CO2排出量を72.2%削減する資源循環を達成

ECOMMITの資源循環インフラ構築による環境負荷低減の取り組み

株式会社ECOMMITは循環型社会の実現に向けて、資源循環インフラを構築する「循環商社」として2024年12月2日にIMPACT PROGRESS REPORTを初公開した。PASSROサービスを通じて不要品を回収し全国7箇所のサーキュラーセンターで選別・再流通を行うことで、衣類において98%以上の循環率を達成している。^[1]

ECOMMITの事業特徴は衣類や雑貨等の丁寧な選別と多様な再流通先とのマッチングによりリユースを優先し、リユースが困難な場合はリサイクルへと循環させることで廃棄を最小限に抑えている点である。自社開発のトレーサビリティシステムによってものの流れをデータ化し、リユース・リサイクル率やCO2削減量の正確な把握を実現している。

環境省の調査によると日本における衣類の廃棄量は約47万トンに上るが、ECOMMITは地球1個分の資源で豊かに暮らせる社会の実現を目指し、バリューチェーン全体の変革に取り組んでいる。廃棄の回避や投下資源におけるリサイクル資源の割合増加、投下資源の絶対量削減という3つの変革を通じて、持続可能な循環型社会の構築を推進している。

ECOMMITの環境インパクト指標まとめ

IMPACT PROGRESS REPORTの詳細はこちら

サーキュラーエコノミーについて

サーキュラーエコノミーとは、製品や資源を可能な限り長く使用し、廃棄物を出さない経済の仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 製品の再利用・修理・リサイクルを重視
• 廃棄物を新たな資源として活用
• 環境負荷を最小限に抑えた経済活動を実現

ECOMMITはサーキュラーエコノミーの実現に向けて、衣類や雑貨の回収から選別、再流通までのインフラを構築している。トレーサビリティシステムによる資源循環の可視化や、多様な再流通先とのマッチングにより、98%以上の高い循環率を達成し環境負荷の大幅な低減に貢献している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「資源循環インフラを構築するECOMMIT、「IMPACT PROGRESS REPORT」（インパクトプログレスレポート）を公開 | 株式会社ECOMMITのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000067508.html, (参照 24-12-04).

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