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公開：2024-12-05

DatadogがMongoDBをデータベースモニタリングの対象に追加、5種類の主要データベースの包括的な可視化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• DatadogがMongoDBをデータベースモニタリングの対象に追加
• 5種類の主要データベースの包括的なモニタリングが可能に
• クエリパフォーマンスとクラスタ全体の可視化を実現

Datadogデータベースモニタリングの機能拡張と最適化

Datadog, Inc.は2024年12月4日、データベースモニタリング製品にMongoDBのサポートを新たに追加したことを発表した。この追加により、PostgreSQL、MySQL、SQL Server、Oracle、MongoDBという最も普及している5種類のデータベースに対する包括的なモニタリングが可能となった。^[1]

Datadogデータベースモニタリングは、アプリケーション開発者とデータベース管理者に対してデータベース環境全体の可視化を提供する。非効率なクエリのトラブルシューティングと最適化を実現することで、データベースの負荷把握や長時間実行中のクエリの特定が容易になるだろう。

MongoDBのドキュメントモデルは、開発者が使いやすいクエリ言語と柔軟なデータモデルを提供している。DatadogとMongoDBの両方を採用している顧客は、リソースの稼働状況や重複する作業負荷を分析してリソースを最大限に活用することが可能になった。

Datadogデータベースモニタリングの機能まとめ

データベースモニタリングの詳細はこちら

データベースモニタリングについて

データベースモニタリングとは、データベースのパフォーマンスや可用性を継続的に監視する活動のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• リアルタイムでのパフォーマンス測定と分析
• クエリの実行時間や負荷の可視化
• システム全体の健全性評価

従来のモニタリングツールでは、データベースまたはアプリケーションのどちらか一方しかモニタリングできなかった。Datadogのデータベースモニタリングは、アプリケーションとデータベースの両方を統合的に監視することで、より効率的なトラブルシューティングと最適化を実現している。

MongoDBのデータベースモニタリングに関する考察

MongoDBのサポート追加により、開発者とデータベース管理者の連携がより緊密になることが期待される。従来はデータベースとアプリケーションの監視が分断されていたため、問題解決に時間がかかっていたが、統合的なモニタリングによってインシデント対応の迅速化が見込まれるだろう。

今後の課題として、大規模なデータベースクラスタでのモニタリングパフォーマンスの最適化が挙げられる。複数のレプリカセットやシャードで構成される環境では、モニタリングツール自体の負荷も考慮する必要があるため、より効率的なデータ収集メカニズムの開発が求められるだろう。

将来的には機械学習を活用した予測分析機能の追加も期待される。パフォーマンス低下やシステム障害の予兆を事前に検知し、自動的に対策を提案するような機能があれば、より効率的なデータベース運用が実現できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Datadog 、MongoDBをDatadog データベースモニタリングの対象に追加、ディープクラスタおよびクエリレベルのより詳細な可視化を実現 | Datadog Japan合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000077474.html, (参照 24-12-05).
2. Oracle. https://www.oracle.com/jp/

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