ディエスジャパンが脱炭素経営EXPO2024関西展で会計データからCO2排出量を算定するファストカーボンを展開
PR TIMES より
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記事の要約
- ディエスジャパンが脱炭素経営EXPO2024関西展に出展
- 会計データからCO2排出量を算定する「ファストカーボン」を紹介
- OZCaF参加企業と共にESG評価からCO2見える化を提案
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脱炭素経営EXPO2024関西展でのディエスジャパンの展開
株式会社ディエスジャパンは2024年11月20日から22日の3日間、インテックス大阪で開催された脱炭素経営EXPO2024関西展に出展した。製造業や建設業など幅広い業界の中小企業向けに、会計情報とCO2排出量を紐づけて自動算出できる特許取得済みのツール「ファストカーボン」を提案している。[1]
OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション参加企業と連携し、欧州基準のESG評価サービスやCO2排出量の見える化後の省エネ・省資源施策について提案を行った。展示会では3日間で約2024人がディエスジャパンのブースを訪れ、総来場者数14393名の約7分の1が足を止める盛況ぶりを見せている。
展示ブースでは会計データだけでCO2排出量を算定できる簡単なステップを大きく提示し、デモ機での操作確認も可能にした。中小企業の課題である専門家不在の環境下でも、総務や経理担当者が通常業務の延長で算定できる利点を強調し、低コストでの脱炭素への取り組みを提案している。
脱炭素経営EXPO2024関西展の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催期間 | 2024年11月20日~22日 |
開催場所 | インテックス大阪 |
総来場者数 | 14393名 |
ブース来場者数 | 約2024名 |
主な展示内容 | ファストカーボン、ESG評価サービス、省エネ・省資源施策 |
展示位置 | 会場中央 A5-17ブース |
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ESG評価について
ESG評価とは、企業の環境・社会・ガバナンスへの取り組みを評価する指標のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 企業の非財務情報を客観的に評価
- 投資判断や取引先選定の重要基準
- 国際的な企業価値評価の標準指標
ディエスジャパンは世界40カ国以上で展開している国際基準のESG評価サービス「Synesgy」で国内第1号認証を取得し、上位1%相当のA評価を獲得している。企業の規模や業種、営業地域を問わず、あらゆる企業のESGコンプライアンスレベルの測定・改善が可能となっている。
ファストカーボンに関する考察
ファストカーボンが会計データのみでCO2排出量を算定できる点は、中小企業の脱炭素への取り組みを大きく促進する可能性を秘めている。専門家の不在や人員不足という課題を抱える中小企業にとって、既存の業務フローを活用できる点は導入障壁を大きく下げる要因となるだろう。
今後の課題として、業種や企業規模によって異なる排出係数の精緻化や、サプライチェーン全体でのデータ連携の標準化が挙げられる。特にScope3の算定において、取引先との円滑なデータ共有や、業界特性に応じた換算方法の確立が重要になってくるはずだ。
将来的には、AIを活用した排出量予測機能や、業界別のベンチマーク分析機能の追加が期待される。中小企業の脱炭素経営を支援するツールとして、さらなる機能拡充と使いやすさの向上が望まれるところである。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「<出展報告>脱炭素経営EXPO2024【関西展】(11月20日~22日)に出展、会計データだけでCO2排出量を算定する「ファストカーボン」で中小企業の脱炭素支援を提案 | 株式会社ディエスジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000143846.html, (参照 24-12-05).
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