ZEN PLACEが公式アプリでウェアラブルデバイス連携を開始、ウェルビーイング指標の可視化機能を実装

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社ZEN PLACEは2024年12月5日、公式アプリ「zen place」においてウェアラブル・ヘルスケアデバイスとのデータ連携機能の提供を開始した。従来の体重や体脂肪率といった外見的な健康指標から一歩進み、より本質的な健康状態を把握できる新たな指標として注目を集めている。^[1]

新機能では安静時心拍数、心拍変動、睡眠の質・時間という3つの指標を重視しており、心と身体の状態を一体的に把握することが可能となった。すでに提供している心の状態を可視化する「こころログ」と組み合わせることで、ウェルビーイングの総合的な評価を実現している。

ウェアラブルデバイス市場は急速な成長を続けており、2021年の162億米ドルから2026年には301億米ドルに達すると予測されている。メンタルヘルスケアの需要増加を背景に、健康管理のデジタル化がさらに加速すると見込まれるだろう。

項目	詳細
対応プラットフォーム	iOS（2024年11月時点）
データ取得項目	心拍数、安静時心拍数、心拍変動数、睡眠時間、深い睡眠、レム睡眠
機能名	ストーリーボード
確認方法	HOMEタブ左上のチャートアイコンをタップ

心拍変動とは、心臓が拍動してから次の拍動までの間隔を示す生理学的な指標のことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

心拍変動は単なる数値以上の意味を持ち、心身の健康状態を総合的に評価する重要な指標となっている。抑うつや不安の緩和効果が報告されており、メンタルヘルスケアの分野でも注目を集めているのだ。

zen placeが導入したウェアラブルデバイスとの連携機能は、従来の外見的な健康指標から一歩踏み込んだアプローチとして評価できる。心拍変動や睡眠の質といった客観的なデータを活用することで、より科学的な根拠に基づいたウェルビーイング管理が可能になるだろう。

一方で、ウェアラブルデバイスの精度や互換性の問題、データの解釈の難しさなどの課題も考えられる。これらの課題に対しては、デバイスメーカーとの連携強化やAIによるデータ分析の導入、わかりやすいデータ可視化の実現などが解決策として挙げられるだろう。

今後はさらなるデータ項目の追加や、パーソナライズされたアドバイス機能の実装が期待される。ユーザーの長期的な健康管理をサポートするプラットフォームとして、zen placeの果たす役割はますます重要になっていくに違いない。

^ PR TIMES. 「ウェルビーイング創造のリーディングカンパニー ZEN PLACE　公式アプリにてウェアラブル・ヘルスケアデバイスとのデータ連携を開始 | 株式会社ZEN PLACEのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000404.000043196.html, (参照 24-12-06).

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