フジタが第22回建築・設備合同技術発表会を開催、設備と建築の両分野から計18編の技術発表で最新の取り組みを共有
PR TIMES より
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記事の要約
- フジタが第22回建築・設備合同技術発表会を開催
- 建築・設備分野から計18編の技術発表を実施
- 各部門で最優秀賞など計8件を表彰
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フジタが建築・設備分野の技術発表会を開催し技術力向上を推進
大和ハウスグループのフジタは、建築・設備分野における技術情報の共有と技術力向上を目的とした第22回建築・設備合同技術発表会を2024年11月22日に開催した。本社や支社、支店などから415名が参加し、建築部門10編と設備部門8編の計18編の技術発表が行われている。[1]
設備部門では用途別クリーンルームの設備計画概論が最優秀賞を受賞し、埋立処分跡地の埋設配管計画が優秀賞を獲得している。建築部門においては市街地狭小敷地における工事計画と実施報告が最優秀賞に輝き、不規則で複雑な建屋の施工におけるDX活用が優秀賞を受賞した。
今回の発表会では生産施設や教育施設、集合住宅、商業施設など多岐にわたる分野から新規性や独自性の高い技術的な取り組みが報告された。南口聡取締役常務執行役員建築本部長は安全第一と高品質の確保を強調し、技術力の向上と社会貢献への意欲を示している。
建築・設備合同技術発表会の受賞内容まとめ
| 設備部門 | 建築部門 | |
|---|---|---|
| 最優秀賞 | 用途別クリーンルームの設備計画概論 | 市街地狭小敷地における工事計画と実施報告 |
| 優秀賞 | 長崎市新東工場における埋立処分跡地の埋設配管計画 | 不規則で複雑な建屋の施工面の課題を克服するためのDX活用 |
| 努力賞1 | 短工期かつ狭小敷地に対応した設備工事の事例 | 市街地における安全最優先の円形超高層ビルの解体について |
| 努力賞2 | 高層建物の外装利用による雷保護設備簡略化 | 狭小市街地における既存躯体を利用した地下工事のフロントローディングの取り組み |
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フロントローディングについて
フロントローディングとは、建設プロジェクトの上流段階で綿密な計画や検討を行い、後工程での手戻りやトラブルを未然に防ぐ手法のことを指す。以下のような特徴を持つ建設マネジメント手法である。
- プロジェクト初期段階での詳細な検討による問題の早期発見
- BIMやVRなどのデジタル技術を活用した事前シミュレーション
- 施工段階での手戻りやコスト増加の抑制
建設業界では工期短縮やコスト削減、品質向上を実現するため、フロントローディングの重要性が高まっている。今回の技術発表会でも狭小市街地における地下工事での活用事例が報告され、既存躯体を利用した効率的な施工計画の立案と実施により成果を上げている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「第22回 建築・設備合同技術発表会を開催（ニュースリリース） | 大和ハウス工業株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002223.000002296.html, (参照 24-12-06).
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