セキュリティ

SECURITY

公開：2024-12-12

アクロニスが2025年のサイバーセキュリティ予測を公開、AIの活用とデータ窃取技術の進化に警鐘

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アクロニスが2025年のサイバー脅威予測を発表
• データ窃取技術の進化と攻撃手法の変化を予測
• AIを活用したサイバーセキュリティの重要性を強調

アクロニスが発表した2025年のサイバーセキュリティ予測内容

アクロニス・ジャパン株式会社は企業のサイバー防衛力強化を目的として、2024年12月9日に2025年のサイバーセキュリティに関する2つの予測情報を公開した。サイバー脅威予測では、QRコード詐欺の進化やフォームジャッキング攻撃の増加など、データ窃取技術に伴う攻撃手法の変化が予想されている。^[1]

サイバーセキュリティソリューションの提供に求められる傾向の予測では、AIによる自動化がサービス提供側の新基準となることが示されており、サービスプロバイダーのセキュリティ対策強化が重要課題となっている。パッチ管理や脆弱性診断、フィッシングシミュレーションなど、多岐にわたる対策が必要不可欠だと強調されている。

MSP向けの予測として、ゼロトラストモデルの組み込み実装やマルチクラウド対応の必要性が挙げられており、複雑化する顧客の要求と厳しいセキュリティ基準への対応が求められている。IoT管理とセキュリティ実装の重要性も指摘されており、今後の課題として注目を集めている。

2025年のサイバーセキュリティ予測まとめ

予測の詳細はこちら

フォームジャッキング攻撃について

フォームジャッキングとは、ECサイトなどの注文情報を入力するフォームに悪意のあるコードを挿入し、機密データを窃取する攻撃手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• フォームの乗っ取りによる情報窃取
• ECサイトが主な標的となる
• 悪意のあるコードの埋め込みによる攻撃

フォームジャッキング攻撃は2025年のサイバー脅威予測において重要な課題として位置付けられており、日本国内でもECサイトへの不正アクセスによる情報流出事例が増加傾向にある。アクロニスが提供するサイバーセキュリティソリューションでは、こうした攻撃への対策が重要視されている。

参考サイト

1. ^ Acronis. 「アクロニス、2025年のサイバーセキュリティに関する予測を発表」. https://www.acronis.com/ja-jp/pr/2024/2025-prediction-by-tru-japan/, (参照 24-12-12).

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