公開:

エニキャリとセブン-イレブンが7NOWの配送システムを連携、地域の軽貨物事業者の活用でラストマイル物流を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

エニキャリとセブン-イレブンが7NOWの配送システムを連携、地域の軽貨物事業者の活用でラストマイル物流を強化

PR TIMES より


記事の要約

  • エニキャリがセブン-イレブンの7NOWと配送システムを連携
  • エニキャリの配送管理システムADMSによる配送網の強化
  • 共同配送パートナー網を活用した配送エリアの拡大

エニキャリとセブン-イレブンがシステム連携し7NOWの配送体制を強化

株式会社エニキャリは、セブン-イレブン・ジャパンが展開する商品お届けサービス7NOWの配送を2024年12月12日より開始した。エニキャリの配送管理システムADMSとのシステム連携により、7NOWで注文された商品を近隣のエニキャリ配達員やエニキャリ配送パートナーにマッチングして迅速に配送する体制が整備されたのだ。[1]

セブン-イレブンは2024年度中の7NOWの全国展開を目指しており、ドローンやロボットを活用した配送手段の実証実験や焼き立てピザの提供店舗拡大などの施策を進めている。エニキャリとのシステム連携によって、配送エリアの拡大とラストマイル物流体制の強化が実現されることになるだろう。

エニキャリの共同配送パートナー網には、大手宅配寿司チェーンや新聞販売店、酒屋などの地域の軽貨物事業者が参画している。軽貨物事業者の空きリソースを活用することで、効率的な配送網の構築と持続可能なラストマイル物流の実現を目指している。

7NOWとエニキャリのシステム連携の概要

項目 詳細
サービス名称 7NOW(セブンナウ)
配送管理システム ADMS(エニキャリ)
配送所要時間 最短20分
配送パートナー 大手宅配寿司チェーン、新聞販売店、酒屋、地域の軽貨物事業者
注文方法 専用アプリまたはWebサイト
展開目標 2024年度中の全国展開

フィジカルインターネットについて

フィジカルインターネットとは、輸送手段や倉庫のシェアリングを基盤にした新しい物流モデルのことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 業務効率化とCO2排出量削減による持続可能な物流の実現
  • 複数の事業者による輸送手段や倉庫の共同利用
  • ロジスティクスシステムとしての統合的な運用

エニキャリは独自の配送管理システムADMSを活用し、デリバリーやテイクアウトサービスの構築、企業向け配送システムの開発・提供を行っている。小売業やEC事業者、不動産デベロッパー、配送事業者など業種業態を問わず、ニーズに応じた最適なラストマイル物流の構築・運用支援を展開しているのだ。

7NOWとエニキャリのシステム連携に関する考察

エニキャリとセブン-イレブンのシステム連携は、既存の配送リソースを効率的に活用する点で画期的な取り組みだ。特に地域の軽貨物事業者の空きリソースを活用することで、新たな配送インフラを構築することなく配送エリアを拡大できる点は、コスト面でも環境面でも大きなメリットとなるだろう。

一方で、多様な配送パートナーが参画することによる品質管理やサービス水準の統一が課題となる可能性がある。エニキャリの配送管理システムADMSを通じた適切な運用管理と、配送パートナーへの継続的な教育支援が重要になってくるだろう。

将来的には、このようなシステム連携モデルが他の小売チェーンやEC事業者にも広がっていく可能性がある。フィジカルインターネットの考え方に基づいた物流インフラの共有化が進むことで、より効率的で持続可能なラストマイル物流の実現が期待できるのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「エニキャリの配送管理システムと、セブン-イレブンの「7NOW」がシステム連携、配送強化へ | 株式会社エニキャリのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000056779.html, (参照 24-12-13).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧
「DX」に関するニュース
「DX」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
DXに関する人気タグ
DXに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。