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公開：2024-12-12

ZenPlusがMADE FROM MONOZUKURI EXPOの越境ECプラットフォームに採用、日本のモノづくりの海外展開を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ZenPlusが越境ECプラットフォームとして採用
• MADE FROM MONOZUKURI EXPOの海外販売を担当
• 19言語対応で世界中の消費者にアクセス可能

ZenPlusがMADE FROM MONOZUKURI EXPOの越境EC基盤を提供

ZenGroup株式会社が運営する越境ECモール「ZenPlus」は、2024年11月1日より開催中の「MADE FROM MONOZUKURI EXPO」において、展示会出展製品の海外向け販売を担う越境ECプラットフォームとして採用された。鯖江商工会議所が主催する本展示会では、日本各地のモノづくり企業が参加し、地域の伝統や文化が宿る製品を国内外に発信している。^[1]

「ZenPlus」は19言語対応や海外配送サポートを通じて、言語や物流の障壁を取り除き、展示会出展製品をグローバル市場で簡単に購入できる仕組みを提供することになった。国内発送には「楽天」、海外発送には「ZenPlus」を利用することで、利用者はスムーズに商品を手に入れることが可能になるだろう。

本展示会は能登半島震災の復興支援プロジェクトとしても位置づけられており、地域経済の活性化に寄与することが期待されている。バーチャルモール「J」を通じたオンライン上での製品購入も可能で、展示会で紹介された製品を手軽に購入できる環境が整備された。

MADE FROM MONOZUKURI EXPO開催概要

MADE FROM MONOZUKURI EXPOの詳細はこちら

越境ECプラットフォームについて

越境ECプラットフォームとは、国境を越えた電子商取引を可能にするシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 多言語対応による言語の壁の解消
• 国際配送や通関手続きの一括サポート
• 越境決済システムの提供

ZenPlusの場合、2016年12月の立ち上げから7年で利用者実績が3,000社を超える実績を持つ。出店料や審査、契約手続きが不要で、商品が売れた際に商品代金の10%を販売手数料として徴収するビジネスモデルを採用している。

MADE FROM MONOZUKURI EXPOの越境EC展開に関する考察

ZenPlusの導入により、日本のモノづくり企業が海外市場に直接アクセスできる機会が大幅に拡大することが期待できる。特に19言語対応という多言語サポートは、言語の壁を取り除き、より多くの海外消費者との接点を生み出すことになるだろう。

一方で、海外展開に伴う商品説明の質の確保や、各国の規制への対応、知的財産権の保護などが新たな課題として浮上する可能性がある。これらの課題に対しては、専門家によるサポート体制の強化や、出展者向けの海外展開ガイドラインの整備が有効な解決策となり得るだろう。

今後は単なる商品販売にとどまらず、日本のモノづくりの魅力や技術力を効果的に伝えるコンテンツ戦略の構築が重要になる。バーチャルモール「J」を活用した製品ストーリーの発信や、職人との対話機会の創出など、デジタル技術を活用した新しい体験の提供が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ZenPlus、「MADE FROM MONOZUKURI EXPO」の越境ECプラットフォームに採用 | ZenGroup株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000424.000023616.html, (参照 24-12-12).

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