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公開：2024-12-13

JCBがイオンクレジットとBiznetと提携カードを発行、インドネシアでの日本ブランド価値向上とデジタル化促進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JCBがイオンクレジットとBiznetと提携カードを発行開始
• AEON Biznet JCB Precious Cardで日本ならではの優待を提供
• Biznetのインターネット料金で最大3ヶ月分無料特典を実現

JCBとイオンクレジット・Biznetの新カード提携による顧客価値拡大

株式会社ジェーシービーとその海外子会社は、イオンクレジットサービス・インドネシア社およびインドネシア大手インターネットプロバイダーのBiznet社と提携し、2024年12月12日より「AEON Biznet JCB Precious Card」の発行を開始した。日本発唯一の国際カードブランドであるJCBは、"SUGOI JAPAN"をキーフレーズに日本食レストランでの優待など、日本とJCBならではの独自の優待サービスを展開している。^[1]

インドネシアの大手インターネットプロバイダーであるBiznet社との提携により、同社のインターネットサービス料金を本カードで支払うと12ヶ月契約で3ヶ月分が無料になる特別プランを提供することが可能になった。新規入会者には60万ルピア相当のルーター購入額キャッシュバックも実施することで、インターネットサービスの利用促進を図っている。

カード特典としてはAYANA系列ホテルやレストランでの最大20%割引、Kawanoグループレストランでの15%割引に加え、イオンインドネシアのスーパーマーケットでのキャッシュバック特典も用意された。年会費永年無料という点も、顧客にとって大きな魅力となっている。

AEON Biznet JCB Precious Cardの特典まとめ

インターネットサービスプロバイダーについて

インターネットサービスプロバイダー（ISP）とは、一般消費者や法人向けにインターネット接続サービスを提供する事業者のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 光ファイバーやケーブルなどの通信インフラを活用したネットワークサービスの提供
• 個人向け回線サービスから法人向け専用線まで多様なサービスの展開
• データセンター運営やクラウドサービスなど付加価値サービスの提供

Biznet社は2000年にインドネシアで事業を開始し、2005年から光ファイバーネットワークを導入してジャワ島やバリ島を中心にサービスを展開している。現在では180以上の都市で事業を展開し、約300の支店と40万人以上の会員数を誇る大手ISPへと成長を遂げている。

AEON Biznet JCB Precious Cardに関する考察

本カードの発行は、インドネシアにおけるデジタルインフラの整備とキャッシュレス決済の普及を同時に推進する効果的な取り組みとなっている。特にBiznet社のインターネットサービス料金の3ヶ月無料特典は、インターネット接続サービスの新規契約を促進する強力なインセンティブとなるだろう。

JCBが展開する"SUGOI JAPAN"施策は、インドネシアにおける日本のプレゼンス向上に寄与する可能性を持っている。AYANA系列やKawanoグループなどの飲食店での割引特典と組み合わせることで、日本食や日本文化の普及にも一役買うことが期待できるだろう。

今後の課題としては、インドネシアの地理的特性を考慮したサービスエリアの拡大が挙げられる。Biznet社の現在のサービス提供エリアはジャワ島やバリ島が中心となっているが、カード会員の増加に合わせて他の地域への展開も検討する必要があるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「JCB、イオンクレジットサービス・インドネシアならびにインドネシア大手インターネットプロバイダーのBiznetとの提携カード　「AEON Biznet JCB Precious Card」の発行を開始 | 株式会社ジェーシービーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001096.000011361.html, (参照 24-12-13).

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