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NEORT社がKITTE大阪に新デジタルアート空間AxCROSSを開設、歴史的建造物と最新技術の融合で新たな文化的価値を創出

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

NEORT社がKITTE大阪に新デジタルアート空間AxCROSSを開設、歴史的建造物と最新技術の融合で新たな文化的価値を創出

PR TIMES より


記事の要約

  • KITTE大阪4階に新デジタルアート空間AxCROSSが開設
  • 旧大阪中央郵便局保存建屋を活用した約18mの大型スクリーン
  • リアルタイム生成型デジタルアートの常設展示を開始

KITTE大阪の新デジタルアート空間AxCROSSの開設

NEORT株式会社は日本郵政の新商業施設KITTE大阪4階において、デジタルアート空間のプロデュースと作品展示を2024年12月16日より開始した。旧大阪中央郵便局保存建屋を活用したこの空間では、5台のプロジェクターとリアルタイム生成システムを導入し、全長約18mの大型スクリーンでジェネラティブアートを展示している。[1]

新設されたクリエイティブスペースAxCROSSは、ビジネス、アート、カルチャーが融合する新たな都市型空間として位置付けられており、デジタルアートの展示に加えて広告スペースとしての機能も備えている。この施設は歴史的建造物と最新のデジタル技術を組み合わせることで、独自の文化的価値を創出することを目指すのだ。

オープニング作品として、ジェネレイティブ・アーティストのKaoru Tanaka氏による「Blooming Letters」が展示されることになった。この作品では様々な場所で収集されたデータを使用して作成された花束を中心に、紙飛行機が空に広がる様子を通じて人々のメッセージのやり取りを表現している。

AxCROSSの施設概要

項目 詳細
所在地 大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号 KITTE大阪4階
設備規模 スクリーン長さ18m、高さ2.5m、プロジェクター5台
主要機能 デジタルアート展示、広告スペース
運営会社 空間演出・キュレーション:NEORT、テクニカルディレクション:arsaffix Inc.
営業時間 KITTE営業時間に準ずる
AxCROSSの詳細はこちら

ジェネラティブアートについて

ジェネラティブアートとはアルゴリズムによって自動的に生成される芸術作品のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • コンピュータプログラムを用いて作品を自動生成
  • データやアルゴリズムを基に独自の表現を創出
  • リアルタイムで変化し続ける動的な作品制作が可能

AxCROSSでは5台のプロジェクターとリアルタイム生成システムを組み合わせることで、没入感のある大規模なジェネラティブアート作品の展示を実現している。この技術を活用することで、来場者に対して従来のアート展示では体験できない新しい芸術表現を提供することが可能だ。

KITTE大阪のデジタルアート空間に関する考察

歴史的建造物である旧大阪中央郵便局保存建屋にデジタルアート空間を設置したことは、伝統と革新の融合という観点で画期的な試みだと言える。特に全長18mという大規模なスクリーンでリアルタイム生成型のデジタルアートを展示することで、来館者に強いインパクトを与えることが期待できるだろう。

今後の課題として、デジタルアートの展示と広告スペースとしての機能をどのようにバランスを取るかという点が挙げられる。アート作品の芸術性を保ちながら広告としての効果も最大限に引き出すためには、綿密なコンテンツ設計とスケジュール管理が必要になってくるだろう。

将来的な展開として、他の歴史的建造物でも同様のデジタルアート空間の設置が検討される可能性がある。AxCROSSの成功事例を基に、歴史的建造物の新しい活用方法として全国に広がることが期待できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「KITTE大阪に貴重な近代建築である旧大阪中央郵便局保存建屋を活用したデジタルアート空間が誕生 | NEORT株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000041243.html, (参照 24-12-19).

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