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公開：2024-12-19

ニューロマジックがFukuoka PRO Marketに重複上場、創業30周年の節目に新たなステージへ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ニューロマジックがFukuoka PRO Marketに重複上場を達成
• 創業30周年を迎え、9月のTOKYO PRO Market上場に続く展開
• エクスペリエンスデザイン事業を通じて顧客のパーパス実現を支援

ニューロマジックのFukuoka PRO Market上場について

株式会社ニューロマジックは、2024年12月16日に福岡証券取引所が新設したFukuoka PRO Market（証券コード：251A）への重複上場を果たした。同社は2024年9月30日にTOKYO PRO Marketへの上場を実現しており、創業30周年という節目の年に2つの市場への上場を達成している。^[1]

ニューロマジックは1994年の創業以来、デザインを通じて顧客のパーパス実現を支援するエクスペリエンスデザイン事業を展開してきた。サービスデザイン、プロダクトデザイン、ブランドデザイン、コミュニケーションデザイン、デザイン forサステナビリティなど、幅広い領域でサービスを提供している。

今回のFukuoka PRO Market上場は、福岡、九州そしてアジアとの繋がりを深め、将来の一般市場へのステップアップを視野に入れた戦略的な判断となっている。価値観を共有するパートナーとの資本提携、業務提携、人材交流を通じて、新たな価値創造と企業価値の向上を目指すものだ。

ニューロマジックの企業概要まとめ

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エクスペリエンスデザインについて

エクスペリエンスデザインとは、ユーザーの体験全体を設計することを指す包括的なアプローチであり、以下のような特徴を持つ。

• ユーザーの行動や感情を総合的に考慮した設計手法
• サービス、製品、ブランド、コミュニケーションを包括的に設計
• サステナビリティの観点を取り入れた価値創造

ニューロマジックのエクスペリエンスデザイン事業は、デザインを通じて顧客企業のパーパス実現を支援している。同社は創業以来30年にわたり、複雑に変化する社会において最短距離で最善のゴールへ導くことを念頭にサービスを提供している。

Fukuoka PRO Market上場に関する考察

Fukuoka PRO Marketへの上場は、九州・アジア地域における事業展開を加速させる重要な戦略的施策となっている。特に福岡は1997年のアジア開発銀行総会以来、同社にとって重要な拠点であり、フルリモート体制への移行後も多くの福岡出身・在住の社員が活躍していることから、地域との深い繋がりを持っている。

今後は価値観を共有するパートナーとの協業を通じて、新たなビジネス機会の創出が期待される。特にサステナビリティ領域においては、子会社のニューロマジックアムステルダムが持つ欧州市場での知見を活かし、日本市場に適したソリューションの開発が進むことが予想される。

一方で、重複上場による経営リソースの分散やコスト増加への対応が課題となる可能性がある。しかし同社は長年培ってきたデザイン力とエクスペリエンスデザインの知見を活かし、これらの課題を乗り越えていくだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社ニューロマジック　福岡証券取引所 Fukuoka PRO Market 上場のお知らせ　 ～2024年12月16日上場～ | 株式会社ニューロマジックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000027444.html, (参照 24-12-19).

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