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公開：2025-01-10

小田急電鉄・京王電鉄・東急電鉄が世田谷エリアで新デジタルパスを発売、複数モビリティの利用で回遊性が向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 小田急電鉄など3社が「下北・三茶・下高まちめぐりパス」を発売
• 世田谷エリアで複数モビリティが利用可能なデジタルパスを提供
• 電車・バス・電動キックボードなどが2024年1月から利用可能

3社連携による世田谷エリアの新モビリティサービス開始

小田急電鉄株式会社、京王電鉄株式会社、東急電鉄株式会社は、世田谷エリアの活性化に向けた実証実験として「下北・三茶・下高まちめぐりパス」を2025年1月8日から1,000枚限定で発売する。このデジタルパスは電子チケットアプリ「RYDE PASS」を通じて税込2,000円で提供され、3週間にわたり複数のモビリティサービスが利用可能となる。^[1]

利用可能なモビリティには東急世田谷線全線、小田急バス2系統、東急バス2系統が含まれており、エリア内での乗り放題サービスが提供される。さらにLUUPの電動キックボードと電動アシスト自転車も1回30分までの利用が期間中21回まで可能となっており、エリア内の回遊性が大幅に向上するだろう。

本実証実験では、アンケートを通じて利用者の行動パターンやライフスタイルの変化を検証する予定だ。株式会社プレイドの社内起業組織「STUDIO ZERO」と連携して効果検証を行い、さらなる地域活性化に向けた取り組みの基礎データとして活用される。

まちめぐりパスのサービス概要

デジタルパスについて

デジタルパスとは、スマートフォンアプリを通じて購入・利用できる電子チケットのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• スマートフォンで簡単に購入・管理が可能
• 複数のサービスを一つのパスで利用可能
• 紙のチケットと比較して紛失リスクが低減

今回のデジタルパスはRYDE PASSアプリを通じて提供され、利用開始前であれば払い戻しにも対応している。利用者は事前アンケートに回答した後アプリをダウンロードし、購入から28日以内に利用を開始する必要があるため、計画的な購入と利用が求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「１月８日から複数のモビリティでエリア内を回遊できるデジタルパス「下北・三茶・下高まちめぐりパス」を１，０００枚限定で販売 | 小田急電鉄株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001281.000012974.html, (参照 25-01-10).

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