セキュリティ

SECURITY

公開：2025-01-10

ハートビーツが日本シーサート協議会に加盟、HB-CSIRT設立でセキュリティ体制を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ハートビーツが日本シーサート協議会に加盟を完了
• セキュリティ対策強化のためHB-CSIRTを設立
• 他のCSIRTとの連携で社会全体のセキュリティ向上を目指す

ハートビーツのHB-CSIRT設立とNCA加盟によるセキュリティ体制強化

株式会社ハートビーツは、セキュリティ対策強化を目的として独自のCSIRT組織「HB-CSIRT」を2024年6月に設立し、続けて2024年12月に一般社団法人日本シーサート協議会への加盟を完了した。国内の老舗MSP企業として約20年の実績を持つハートビーツは、情報セキュリティとサイバーセキュリティの両面から高度な対策と運用を実施している。^[1]

HB-CSIRTの設立により、ハートビーツはセキュリティインシデントの監視や対応をより迅速かつ効果的に実施できる体制を整備することが可能となった。日本シーサート協議会への加盟によって、国内外のCSIRTとの情報共有や連携が強化され、サイバー攻撃やインシデントへの対応力が大幅に向上するだろう。

また、ハートビーツはクラウド・アクセラレーション事業を展開しており、ITインフラの設計から運用までをワンストップで提供している。重要ファイル転送プラットフォーム「Kozutumi」などの新規事業も展開しており、セキュリティ強化とサービス拡充の両面から顧客企業の成長を支援している。

HB-CSIRTの加盟情報まとめ

CSIRTについて

CSIRTとは「Computer Security Incident Response Team」の略称で、組織内のセキュリティインシデントに対応する専門チームのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• セキュリティインシデントの監視と対応を一元管理
• 組織内外との情報共有による脅威への迅速な対応
• サイバーセキュリティ対策の立案と実施

ハートビーツが設立したHB-CSIRTは、約20年のMSP事業で培った知見を活かし、高度なセキュリティインシデント対応を実現する組織として機能している。日本シーサート協議会への加盟により、他のCSIRTとの連携を通じて社会全体のセキュリティ向上に貢献することが期待されている。

HB-CSIRTのセキュリティ体制強化に関する考察

HB-CSIRTの設立とNCAへの加盟は、増大するサイバー攻撃の脅威に対する包括的な対策として評価できる。特に約20年のMSP事業で蓄積された技術力と運用ノウハウを活かすことで、より実践的なセキュリティ対策の提供が可能になるだろう。

今後の課題として、急速に進化するサイバー攻撃への対応力の維持向上が挙げられる。この課題に対しては、NCAを通じた他組織との情報共有や連携を積極的に活用し、最新の脅威情報や対策手法の収集が効果的である。さらに、セキュリティ人材の育成や技術力の向上も重要な取り組みとなるだろう。

HB-CSIRTには、クラウドサービスの普及に伴う新たなセキュリティリスクへの対応も求められる。クラウド・アクセラレーション事業との相乗効果を生み出しながら、より包括的なセキュリティソリューションの開発が期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ハートビーツ、日本シーサート協議会に加盟～セキュリティ対策を強化～ | 株式会社ハートビーツのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000093709.html, (参照 25-01-10).

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