セキュリティ

SECURITY

公開：2025-01-10

ExabeamがNew-Scale Security Operations Platformを発表、Open API対応で自動化機能が大幅に進化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ExabeamがOpen API対応のSOCプラットフォームを発表
• 自動化とプレイブックの迅速な作成が可能に
• New-Scale Analyticsによるリスクスコアリングを実装

ExabeamのNew-Scale Security Operations Platformが革新的な機能を実装

AIを活用したセキュリティ運用を提供する世界的なサイバーセキュリティ企業のExabeamは、2025年第一四半期におけるNew-Scale Security Operations Platformのリリースを発表した。Open API Standard対応の初のセキュリティ運用プラットフォームとなるNew-Scale Platformは、SOCチームによる自動化とプレイブックの迅速な作成を実現するソリューションを提供している。^[1]

New-Scale Platformは数千ものOAS製品との統合を可能にする画期的なスクリプト作成機能を実装し、開発者が容易に構築からデプロイメントまでを実行できる環境を整備した。従来のSIEMでは別ツールの導入が必要だった自動化機能が統合され、データの断絶やインシデント検出の遅延リスクが大幅に軽減されている。

New-Scale Analyticsは過去のデータから学習してビジネス要素をリスクスコアリングに適用する新しい技術を導入し、より正確な脅威検知を実現した。Threat Centerに統合されたExabeam Copilotの生成AI機能によって、簡潔な脅威サマリーや自然言語検索、自動化された調査タイムラインの提供が可能になっている。

New-Scale Security Operations Platformの機能まとめ

Exabeamの詳細はこちら

Open API Standardについて

Open API Standardとは、REST APIを記述するための標準仕様であり、APIの設計や実装、文書化を効率的に行うためのフレームワークのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• APIの仕様をYAMLやJSONで記述可能
• プログラミング言語に依存しない汎用性
• 自動的なAPIドキュメント生成をサポート

ExabeamのNew-Scale PlatformはOpen API Standardを採用することで、多様なセキュリティツールとの連携を実現している。SOCチームはこの標準化されたAPIを活用することで、既存のセキュリティツールとの統合や自動化の実装を効率的に進めることが可能だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Exabeam、SOC自動化の新たなアプローチを発表 | Exabeam Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000089507.html, (参照 25-01-10).

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