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公開：2025-01-11

ANWが中国Tmall Globalにカラコン専営店PONPISHをオープン、8ブランドの展開で越境EC事業を本格拡大

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ANWがTmall Globalにカラコン専営店「PONPISH海外旗艦店」をオープン
• envieブランドが2年連続で天猫国際億元倶楽部を受賞
• 8つのカラーコンタクトレンズブランドを展開予定

ANWのTmall Global進出によるカラコン事業の拡大

株式会社ANWは2025年1月10日、中国越境EC最大手のTmall Globalにてカラーコンタクトレンズ専営店「PONPISH海外旗艦店」を新たにオープンした。ANWはこれまでにenvie海外旗艦店とANW海外旗艦店を運営しており、特にenvieブランドは2023年度と2024年度に年間売上1億元を突破し、天猫国際億元倶楽部を2年連続で受賞している。^[1]

PONPISH海外旗艦店では、envieをはじめとする自社ブランドと、堀未央奈がプロデュース＆イメージモデルを務めるMiiYuu、(G)I-DLEのYUQIがイメージモデルを務めるQrsessedなど、多彩なラインナップを展開することが決定した。PONPISHは2022年8月の設立以来、日韓のカラコンブランドを取り扱う専門店として急速に成長を遂げている。

ANWは越境EC市場において継続的な実績を上げており、envieブランドは3年連続でW11商戦における越境医療機器カテゴリーのブランド取引売上高ランキングでNo.1を獲得している。中国市場のニーズに応える形で、今回の新規出店を通じて事業規模のさらなる拡大を目指している。

PONPISH海外旗艦店の展開ブランドまとめ

PONPISH海外旗艦店の詳細はこちら

越境ECについて

越境ECとは、国境を越えて商品やサービスを売買する電子商取引のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 現地法人設立不要で海外展開が可能
• 物流やマーケティングなどをプラットフォーマーが支援
• 各国の規制や法令に準拠した販売体制の構築が可能

Tmall Globalは中国最大の越境ECプラットフォームとして知られており、ANWはこのプラットフォームを活用して中国市場での事業拡大を進めている。特にカラーコンタクトレンズ市場では、日本製品の品質や安全性が高く評価されており、大きな成長可能性を秘めている。

カラーコンタクトレンズの越境EC展開に関する考察

ANWのTmall Global進出は、日本のカラコン市場における重要な転換点となる可能性が高い。特に中国市場では美容に対する関心が高く、日本製カラコンの需要は今後さらに拡大すると予測されており、PONPISHのような専門店の存在は市場の健全な発展に貢献するだろう。

一方で、各国の医療機器規制や美容製品に関する法規制の違いが、事業展開における課題となる可能性がある。ANWには豊富な越境EC経験があるものの、新規ブランドの展開においては現地の規制動向を注視しながら、慎重な展開が求められるだろう。

今後は単なる商品販売にとどまらず、カラコンの安全な使用方法や管理方法に関する情報提供も重要になってくる。PONPISHには専門店としての知見を活かし、商品とともに正しい使用方法の啓発活動も展開することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「中国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global（天猫国際）」にてカラーコンタクトレンズ専営店「PONPISH（ポンピッシュ）海外旗艦店」をOPEN！ | 株式会社ANWのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000022686.html, (参照 25-01-11).

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