GO株式会社が大阪市内で大型ワゴン指定機能の提供を開始、観光客や大人数での移動ニーズに対応

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

GO株式会社は荷物の多い移動や大人数での利用に対応するため、タクシーアプリ『GO』で大型ワゴン指定機能を2025年1月15日より大阪市内の一部エリアで開始した。日本交通グループ関西と連携し、東京・日本交通が所有するエスクァイア15台から展開を開始し順次拡大していく予定である。^[1]

大型ワゴン車両は最大5名までの乗車が可能で、トランクにはスーツケース4個程度の収納が可能となっている。観光利用や大人数での移動時に活用できるため、通常なら2台に分かれる必要がある5名での移動が1台で済むようになり、車両の効率的な活用にもつながるだろう。

利用料金については通常の運賃・迎車料金・手配料に加えて、需給バランスに応じて変動する運賃の10-20%分を大型ワゴンチャージとして追加徴収する仕組みとなっている。支払いはGO Payのみに対応し、アプリ内で乗車地を入力して該当エリア内に車両がある場合に利用が可能だ。

タクシーアプリGOとは、国内No.1のタクシー配車アプリケーションで、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

GOはdata.ai by Sensor Towerの調査によると、タクシー配車関連アプリにおける国内ダウンロード数でトップを維持している。2020年10月から2024年9月までの統計でも首位を記録し、国内最大規模のタクシー配車プラットフォームとしての地位を確立している。

大型ワゴン指定機能の導入により、大人数での移動や大量の荷物を伴う利用シーンでの利便性が大幅に向上することが期待される。特に観光客の多い大阪市内での展開は、インバウンド需要の取り込みや地域経済の活性化にも寄与する可能性が高いだろう。

一方で、需要の高まりによる大型ワゴン車両の不足や、追加料金の変動制による料金の予測しづらさなどの課題も想定される。GOには車両数の適切な拡大と、料金体系の透明性確保に向けた取り組みが求められるだろう。

今後は大阪市内での運用実績を基に、他の都市圏への展開や車種の多様化なども期待される。特に空港や観光地周辺での需要に応えるため、地域特性に応じたサービス展開が重要な鍵となるはずだ。

^ PR TIMES. 「荷物が多い際や大人数での移動ニーズに応じて、No.1タクシーアプリ『GO』で大型ワゴン指定機能を大阪から開始 | GO株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000030664.html, (参照 25-01-16).

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