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公開：2025-01-16

SCSKとNXワンビシアーカイブズが電子契約サービスで連携、スマクラBDXとWAN-Signの統合で企業間取引のデジタル化を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SCSKとNXワンビシアーカイブズが電子契約機能で連携
• スマクラBDXにWAN-Signの電子契約機能を統合
• 企業間取引のデジタル化をさらに促進

SCSKとNXワンビシアーカイブズが企業間取引のデジタル化で協業

SCSK株式会社は企業間取引業務のデジタル化支援サービス「スマクラBDX」において、株式会社NXワンビシアーカイブズの電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」との連携サービスを2025年1月から提供開始すると発表した。スマクラBDXは企業間取引に必要な機能をオールインワンで実装し、郵送やメール、FAXでの書類のデジタル化を実現してきたが、電子契約機能の要望が多かったことから今回の連携に至った。^[1]

電子署名を伴う電子契約に強みを持つWAN-Signとスマクラ BDXの連携により、デジタル上での取引に必要な書類作成や電子署名の実施が可能となり、業務効率の大幅な向上が期待できる。特にグリーン契約書やサプライヤー行動規範誓約書、持続可能な調達誓約書、廃棄物処理委託契約書といった契約関連の電子契約にも対応することで、文書管理の負担軽減にも貢献するだろう。

連携サービスの初期費用は5万円から、月額費用は1万円からとなっており、2025年4月からはSCSKの契約社員との雇用契約でスマクラBDXの利用を開始する予定だ。この取り組みを通じて電子契約のノウハウを蓄積し、さらなるサービス向上につなげていくことが見込まれている。

スマクラBDXとWAN-Signの連携機能まとめ

デジタル完結について

デジタル完結とは、あらゆる手続きやサービスが完全にデジタル化され、オンライン上で完結することを指す仕組みのことだ。以下のような特徴を持っている。

• 書面や対面での手続きが不要となる
• インターネットを通じて全てのプロセスが完了
• 業務効率の大幅な向上が可能

スマクラBDXとWAN-Signの連携により実現されるデジタル完結は、製本や押捺、郵送などの作業コストや収入印紙代、郵送代の削減を可能にする。さらに契約締結までのスピード向上や、デジタルデータとしての保管による検索性の向上、紛失リスクの低減といった多くのメリットをもたらすことが期待される。

企業間取引のデジタル化に関する考察

スマクラBDXとWAN-Signの連携は、これまで紙ベースで行われていた契約業務をデジタル化することで、企業間取引の効率化に大きく貢献する可能性を秘めている。特に電子契約機能の追加により、注文書の生成から電子署名の実施、取引先への電子署名した注文書の連携までが自動化されることは、業務プロセスの革新的な改善につながるだろう。

今後は新たな契約形態やコンプライアンス要件への対応など、システムの拡張性や柔軟性が課題となる可能性がある。これらの課題に対しては、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れながら、継続的な機能改善とセキュリティ強化を行っていくことが重要だ。

また、デジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、企業間取引における電子契約の需要は今後さらに高まることが予想される。この潮流の中で、スマクラBDXとWAN-Signの連携サービスが、より多くの企業のDX推進を支援する基盤となることが期待できる。

参考サイト

1. ^ SCSK株式会社. 「ＳＣＳＫのオファリング型サービス「スマクラＢＤＸ」がＮＸワンビシアーカイブズの「WAN-Sign」と連携 」. https://www.scsk.jp/news/2025/pdf/20250114.pdf, (参照 25-01-16).

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