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公開：2025-01-16

GoogleがWorkspaceにGemini Businessを統合、AI機能無料化と共に全プランで料金改定へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• GoogleがWorkspaceにGemini Businessを統合し無料化
• 従来は月額2260円のアドオンだったAI機能が標準搭載に
• WorkspaceのStandardとEnterpriseプランの料金改定を実施

GoogleがWorkspaceのAI機能を刷新し料金体系を変更

米Googleは2024年1月15日、企業向けGoogle WorkspaceのStandardとEnterpriseプランにおいて、これまでアドオンとして提供していたAI機能Gemini Businessを本体に統合し無料化すると発表した。従来は1ユーザーあたり月額2260円で提供していたGemini Businessの機能が標準搭載となり、より多くのユーザーがAI機能を活用できる環境が整備された。^[1]

この統合に伴い、WorkspaceのStarter、Standard、Businessの全プランで料金改定が実施されることになった。具体的にはStarterプランが680円から800円に、StandardプランがGemini Business込みの3620円から1600円に、Business Plusプランが2040円から2500円に変更となっている。

新規ユーザーに対しては2024年1月15日から新料金が適用され、既存ユーザーは同年3月17日からの適用となる。また従来のGemini Businessアドオンのサブスクリプションは2025年1月31日以降、料金が請求されなくなるものの、機能自体は継続して利用可能となっている。

Google Workspace料金プラン改定の詳細

Gemini Businessについて

Gemini Businessとは、Google Workspaceに搭載されているAI機能群のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• Gmail、Google Chat、Google Meetなどでのスマートリプライ機能
• Google ドキュメントやスプレッドシートでのAIアシスト機能
• Google スライドでの画像生成やプレゼンテーション支援機能

Gemini BusinessはWorkspaceの生産性向上とイノベーション推進を目的として開発されたAI機能セットであり、ユーザーの業務効率を大幅に向上させる機能を提供している。今回の統合により、より多くのWorkspaceユーザーがこれらの高度なAI機能を活用できるようになった。

Google WorkspaceのAI機能統合に関する考察

今回のGemini BusinessのWorkspace本体への統合は、企業のAI活用を促進する重要な一歩となっている。特にStandardプランにおいては、従来のGemini Business込みの料金3620円から1600円へと大幅な値下げとなり、中小企業にとってもAI機能の導入がより現実的なものとなった。

一方で、AI機能の無料化に伴う基本料金の値上げは、一部のユーザーにとって負担増となる可能性がある。特にAI機能を必要としないユーザーにとっては、選択肢が限られることになり、より柔軟な料金プランの提供が今後の課題となるだろう。

今後はAI機能の更なる拡充とカスタマイズ性の向上が期待される。特にユーザーのニーズに応じた機能のオン・オフや、業種・業態に特化したAI機能の提供など、より柔軟なサービス展開が求められるのではないだろうか。

参考サイト

1. ^ Google One ヘルプ. 「Google Workspace Business エディションの AI 機能と料金改定 - Google Workspace 管理者 ヘルプ」. https://support.google.com/a/answer/15400543?visit_id=638725767382548369-3809618313&p=gemini_update_business&rd=1&hl=ja&sjid=10882005886055171468-AP#zippy=%2Cbusiness-starter, (参照 25-01-16).
2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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