公開:

宝和化学がシートベルト廃材活用のラウンジチェアを発表、新ブランドTORINASで環境配慮型家具を展開

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

宝和化学がシートベルト廃材活用のラウンジチェアを発表、新ブランドTORINASで環境配慮型家具を展開

PR TIMES より


記事の要約

  • 宝和化学がシートベルト廃材活用ラウンジチェアを発表
  • 環境配慮型ブランドTORINASを新たに立ち上げ
  • 檜と竹の集成材を使用し環境負荷を軽減

宝和化学が廃材活用ラウンジチェアを発表、新ブランドTORINASも始動

自動車内装品部品を製造する宝和化学株式会社は、シートベルトの廃材を活用したラウンジチェアを2025年1月17日に発表した。同社は株式会社東海理化が手掛けるシートベルト端材を使用したサステナブル&アップサイクルブランド「Think Scrap」とのコラボレーションにより、独自の椅子張り技術を活用してラウンジチェアの開発を実現している。[1]

宝和化学株式会社は同時に、様々な廃材や余剰材を結び付けて新たな価値を創出するブランド「TORINAS」を立ち上げた。快適な空間づくりの第一弾として、独自の「エダマメプリシステム」による強い張り感を実現し、環境にやさしいラウンジチェアの製造と販売を開始している。

骨組みには環境問題に配慮した2種類の国産集成材を採用している。三河産の檜の間伐材を使用してCO2排出の削減や森林の保護に貢献する集成材と、放置竹林の減少や里山の生態系保護、竹害の減少に寄与する竹の集成材を用意し、それぞれの風合いを活かした空間づくりを可能にしている。

Belt Chair-Loungeの製品仕様まとめ

項目 詳細
商品名 Belt Chair-Lounge、Triangle Side Table
チェアサイズ W600mm×D650mm×H686mm
テーブルサイズ W331mm×D437mm×H460mm
使用素材 シートベルト端材・尾州デニム、檜もしくは竹の集成材
チェア重量 檜 7.75kg、竹 10.42kg
テーブル重量 檜 1.06kg、竹 2.68kg
製品の詳細はこちら

アップサイクルについて

アップサイクルとは、廃棄物や不要になったものを新しい製品として生まれ変わらせることを指す製品開発手法である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 廃棄物を新たな価値を持つ製品として再生
  • 環境負荷を低減しながら付加価値を創出
  • サステナビリティと創造性を両立する手法

宝和化学株式会社のラウンジチェアは、シートベルトの端材を活用することで廃棄物の削減に貢献している。また骨組みには三河産の檜の間伐材や放置竹林の竹材を使用することで、森林保護や竹害対策にも寄与する環境配慮型の製品となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アマリが生む新しいカタチ 自動車内装品製造の宝和化学、廃材を活用したラウンジチェアを発表 | 宝和化学株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000155752.html, (参照 25-01-17).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「デザイン」に関するコラム一覧「デザイン」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
デザインに関する人気タグ
デザインに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。