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公開：2025-01-17

システムオリジンが汎用型点呼アプリを開発、小規模営業所向け低コスト遠隔点呼システムの実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• システムオリジンが汎用型点呼アプリを開発
• 小規模営業所向け低コスト遠隔点呼システムを実現
• タクコンとの連携や他社システムとの情報連携が可能

システムオリジンの汎用型点呼アプリ開発

株式会社システムオリジンは小規模営業所向け低コスト遠隔点呼、事業者間遠隔点呼、日本型ライドシェア向け車内点呼を実現する汎用型点呼アプリの開発を2025年1月16日に発表した。2024年3月の点呼告示改正により遠隔点呼の実施場所および監視カメラの設置義務が緩和されたことを受けて開発された点呼アプリである。^[1]

点呼アプリの主要機能として、NFCによる免許証読取機能での免許所持確認と有効期限チェック、顔認証による乗務員本人確認機能が実装されており、アルコール測定及び体温測温の記録と客観的体調確認も可能となっている。さらに日常点検項目確認機能やGPS位置情報による点呼実施場所の記録機能も備えているのだ。

システムオリジンの事務処理システム「タクコン」との連携が可能になると共に、他社のアプリやシステムとの情報連携も実現可能なシステムとして開発を進めている。ビデオ通話によるコミュニケーション面談機能も搭載され、体調確認や点呼場、全身の確認などが遠隔で実施できるようになっている。

汎用型点呼アプリの機能まとめ

遠隔点呼について

遠隔点呼とは、運行管理者が運転者と対面せずにICTを活用して遠隔地から点呼を実施することを指す。以下のような特徴がある。

• ICTを活用して運転者の体調や免許証の確認を実施
• GPS機能により点呼実施場所を正確に記録
• ビデオ通話で運転者の状態を視覚的に確認

2024年3月の点呼告示改正により、遠隔点呼の実施場所および監視カメラの設置義務が緩和された。この改正により、小規模事業者でも低コストで遠隔点呼システムを導入できるようになり、運行管理業務のDX化が加速することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「“小規模営業所向け低コスト遠隔点呼”“事業者間遠隔点呼”“日本型ライドシェア向け車内点呼”を実現する「汎用型 点呼アプリ」発表 | 株式会社システムオリジンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000136825.html, (参照 25-01-17).

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