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公開：2025-01-23

パナソニックがLUMIXの新ファームウェアを公開、飛行機認識AFとSNSシェア機能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• LUMIXカメラ・レンズの機能強化ファームウェア配信開始
• 飛行機認識・列車認識などのAF機能を追加
• LUMIX Lab Ver.1.3対応でSNSシェアが向上

パナソニックがLUMIXの機能強化ファームウェアを公開

パナソニックは2025年1月23日より、フルサイズミラーレス一眼カメラDC-S5M2やマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラDC-GH7など複数機種を対象としたファームウェアのダウンロードサービスを開始した。本アップデートでは自動認識AFに飛行機認識・列車認識機能が追加され、航空機や鉄道の撮影をより高精度にサポートする機能が実装されている。^[1]

新たに搭載された複数フレームマーカー表示機能により、最大3つまでのフレームを同時に表示することが可能となった。アスペクト比を維持したまま拡大縮小や表示位置の変更にも対応しており、より柔軟な撮影構図の検討が実現できるようになっている。

また、LUMIX用スマートフォンアプリLUMIX Lab Ver.1.3への対応により、カメラとスマートフォンの接続がより高速になった。Bluetooth接続でのリモート撮影やWi-Fi接続でのライブビュー表示、露出やホワイトバランスなどの基本設定の遠隔操作が可能になっている。

LUMIXファームウェアアップデートの新機能まとめ

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クロップズームについて

クロップズームとは、デジタルカメラにおける画像の中央部分を切り出して望遠効果を得る機能のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 画質劣化を抑えながら望遠撮影が可能
• 光学ズームと組み合わせて高倍率撮影に対応
• ズームリング操作のみで直感的な操作が可能

LUMIXのDC-S5M2とDC-S5M2Xではハイブリッドズームとクロップズームの両方に対応しており、光学ズームとクロップズームを組み合わせることで高倍率のズーム撮影が可能となっている。一方でDC-G9M2ではクロップズームのみの対応となり、画質を維持した望遠撮影機能を提供している。

LUMIXファームウェアアップデートに関する考察

新たに追加された飛行機認識・列車認識機能は、鉄道撮影や航空写真などの特殊な撮影ニーズに応える重要な進化といえる。従来の人物や動物認識に加えて、これらの被写体に特化したAF機能が搭載されたことで、より幅広い撮影シーンでの活用が期待できるだろう。

MP4（Lite）の追加は、SNSでの動画共有がますます重要となる現代のニーズを的確に捉えた機能強化といえる。一方で、低ビットレートによる画質の制限が気になるユーザーもいるため、用途に応じた適切な設定の選択が重要になってくるだろう。

LUMIX Labのバージョンアップにより、スマートフォンとの連携がより強化されたことは評価に値する。今後は、AIを活用した自動編集機能やクラウドストレージとの連携など、よりシームレスなワークフローを実現する機能の追加にも期待が高まる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「LUMIX フルサイズミラーレス一眼カメラ、マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ、Sシリーズレンズの機能強化に対応したファームウェアアップデートのダウンロードサービスを開始 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006099.000003442.html, (参照 25-01-23).

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