メタップスのAWS監視ツールsrestが新機能を提供開始、コストアロケーション機能でFinOps実現を支援
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記事の要約
- メタップスがsrestでコストアロケーション機能を提供開始
- クラウド利用コストを事業部やシステム環境ごとに割り当て可能
- 導入企業は追加費用なしで新機能を利用可能
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メタップスのsrestにコストアロケーション機能が追加
株式会社メタップスホールディングスは2025年1月23日、AWS横断監視ツールsrestにおいてクラウド利用コストを事業部やシステム環境ごとに割り当てる新機能「コストアロケーション機能」の提供を開始した。この機能によって各事業部とシステム環境の利用状況を迅速に把握でき、コスト管理負担を大幅に削減することが可能になっている。[1]
コストアロケーション機能はsrest上でAWSアカウントやAWSサービスに対してコストをグループごとに配賦できる仕組みを実現している。ネットワーク転送量やリクエスト量など詳細な指標に基づいたコスト配賦も直感的なUIを通じて行えるため、手動での配賦作業と比較して作業負担が大幅に軽減された。
この新機能によってAWSコスト担当者は各事業部のコスト状況を迅速に把握できるようになり、異常なコスト増加や急激な変動を早期に検出して適切な対策を講じることが可能になった。SREにとってもサービスの運用状況に応じた正確なコスト配賦を行えるため、クラウドリソースの利用効率を高める意思決定がしやすくなっている。
srestのコストアロケーション機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2025年1月23日 |
主な機能 | AWSアカウントやサービスごとのコスト配賦 |
対象指標 | ネットワーク転送量、リクエスト量など |
利用料金 | 追加費用なし |
対象ユーザー | srest導入企業 |
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FinOpsについて
FinOpsとは「Financial Operations」の略称で、クラウドリソースの効率的な利用とコスト管理を実現するための運用手法のことを指す。以下のような特徴を持つ実践的なアプローチである。
- クラウドコストの可視化と最適化を実現
- 事業部門とIT部門の協調的なコスト管理を促進
- 継続的なコスト分析と改善活動を支援
クラウド環境では利用量に応じて料金が発生するため、適切なコスト管理が重要な課題となっている。メタップスが提供を開始したコストアロケーション機能は、AWSの利用コストを事業部やシステム環境ごとに正確に把握できるため、効果的なFinOpsの実践を支援する重要なツールとなっている。
参考サイト
- ^ 株式会社メタップスホールディングス. 「AWSコストを配賦・可視化する新機能提供開始、コスト最適化でFinOps実現を支援 ー 株式会社メタップスホールディングス」. https://metaps.com/ja/archives/press_release/11758, (参照 25-01-25).
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