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CTCが金融機関向けSaaSサービスC-NOAHを発表、与信管理や融資支援機能を月額制で提供開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • CTCが金融機関向けSaaSサービス「C-NOAH」を発表
  • 与信管理や融資支援などのアプリケーションを提供
  • 金融グレードのシステム基盤をクラウドで展開

CTCが金融機関向けクラウドサービスC-NOAHの提供開始を発表

伊藤忠テクノソリューションズは、金融機関向けの業務アプリケーションとシステム基盤をSaaS形式で提供する「C-NOAH」を2025年1月23日に発表した。与信管理や融資業務向けのアプリケーション群から必要なものを選択でき、金融業界の厳格なセキュリティ要件を満たしたシステム基盤を月額制で利用することが可能になる。[1]

C-NOAHは金融機関の業務に必要なアプリケーションと金融グレードのインフラ基盤をクラウドサービスとして提供する。システム基盤はAWSAzure、GCPから選択でき、用途に応じて複数のクラウドサービスを組み合わせるマルチクラウドでの構築も可能になっている。

さらにC-NOAHには、AIによる議事録生成やチャット機能など10種類のAIモジュールが搭載されており、業務に合わせたカスタマイズや新たなアプリケーションの開発が可能だ。目的特化型モデルを活用することで、データ抽出やリスク分析など自社の業務に沿った精度の高い回答を実現している。

C-NOAHの主要機能まとめ

アプリケーション システム基盤 AIモジュール
主な機能 与信管理、融資業務支援 金融グレードセキュリティ 議事録生成、チャット機能
提供形態 SaaS形式 AWS、Azure、GCP 10種類のモジュール
特徴 業務に応じた選択可能 マルチクラウド対応 目的特化型モデル活用

SaaSについて

SaaSとはSoftware as a Serviceの略称で、ソフトウェアをインターネット経由でサービスとして提供する形態のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 初期投資を抑えてサービスの利用が可能
  • 利用量に応じた従量課金制での提供
  • 導入や運用の負担を軽減可能

C-NOAHではSaaS形式を採用することで、金融機関が必要なアプリケーションとインフラ基盤を柔軟に選択して利用することが可能になっている。CTCは金融業界向けのシステム構築や運用で培った経験を活かし、信用リスク管理やアンチマネーロンダリングなどのアプリケーション開発を進めていく予定だ。

参考サイト

  1. ^ CTC - 伊藤忠テクノソリューションズ. 「金融機関向けの業務アプリケーションをSaaSで提供(2025年01月23日) | CTC - 伊藤忠テクノソリューションズ」. https://www.ctc-g.co.jp/company/release/20250123-01859.html, (参照 25-01-25).

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