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iBassoがフラッグシップモデルDX340を発表、自社開発ディスクリートPWM-DAC搭載で音質向上を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • iBassoがフラッグシップモデルDX340を1月31日発売
  • 自社開発ディスクリートPWM-DAC回路を搭載
  • 店頭予想価格は287,100円前後で1月24日から予約開始

iBassoがフラッグシップモデルDX340を発表

MUSINは、iBasso Audioより自社開発のディスクリートPWM-DAC回路を搭載したポータブルオーディオプレーヤーのフラッグシップモデルDX340を1月31日に発売することを発表した。店頭予想価格は287,100円前後となり、1月24日より予約の受付を開始している。[1]

DX340は自社開発のディスクリートPWM-DAC回路を採用し、16セットのカスケード接続された8E PWM-DACにより1bitのD/A変換を実現することが可能となった。進化したFPGA Master 3.0テクノロジーとAccusilicon製フェムトクロック水晶発振器により、高品質なサウンド再生を実現している。

デジタル部とアナログ部をそれぞれ独立したバッテリーで駆動するデュアルバッテリー設計を採用し、電源の不足や非安定性による音質の劣化を大幅に低減している。8GB RAMと256GB ROMを搭載し、MicroSDカードスロットは最大2TBの外部ストレージにも対応が可能だ。

DX340の主要スペック一覧

項目 詳細
DAC回路 自社開発ディスクリートPWM-DAC(128枚のPWM-DAC)
対応サンプリングレート PCM 32bit/768kHz、Native DSD512
最大出力 2150mW+2150mW@32Ω(DC12V入力時)
メモリ/ストレージ 8GB RAM + 256GB ROM、最大2TB外部ストレージ対応
バッテリー 4000mAh 3.8V + 2100mAh 3.8V(デュアルバッテリー)
外形寸法/重量 約150mm×77.5mm×19mm / 約486g

ディスクリートPWM-DACについて

ディスクリートPWM-DACとは、パルス幅変調信号を使用してデジタル信号をアナログ信号に変換する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 高精度なデジタル-アナログ変換を実現
  • ノイズを最小限に抑制する回路設計
  • 優れた音質と高い解像度を両立

DX340のディスクリートPWM-DAC回路は、16セットのカスケード接続された8E PWM-DACを搭載しており、合計128枚のPWM-DACで1bitのD/A変換を行うことが可能となった。高い精度での信号変換により、THD+N:-119dBという優れた性能を実現している。

DX340のアップデートに関する考察

DX340は自社開発のディスクリートPWM-DAC技術を採用することで、従来のポータブルオーディオプレーヤーの音質限界を超える可能性を秘めている。AMPカードシステムによるカスタマイズ性の高さは、ユーザーの多様なニーズに応える重要な特長となるだろう。

デュアルバッテリー設計は電源供給の安定性を確保する一方、筐体の大型化やコスト上昇につながる可能性がある。ユーザーの使用環境や好みに合わせて最適なAMPカードを選択できる柔軟性が重要となってくるだろう。

今後はさらなるPWM-DAC技術の進化により、より高音質なサウンド再生と省電力化の両立が期待される。iBasso独自の技術開発とユーザビリティの向上により、ポータブルオーディオプレーヤー市場に新たな価値基準を確立することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ musin. 「DX340」. https://musinltd.com/Importbrands/965.html, (参照 25-01-25).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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